まーくんブログ「人生って何?」私自身の体験をお話しします。お役に立てれば嬉しいです。

何のために生きてるのか? 人生に目的はあるのか? 死んだらどうなるのか? 悩みを解決するにはどうしたらいいのか?  

第112話 問題から逃げずに抱きしめる。 成長するから手放せる。

2019年05月23日 | どう生きたらよいのか

自我意識は ふつう 自分が抱えている問題は ただ受け取るだけでよいのだなどと思えないから 「その問題」から目が離せなく なんとか解決しなければいけない 乗り越えなければいけないのだ と思って あれこれ努力します。

その問題を直接に解決しない限り気が安らがないからです。
実はそれが罠です。実際は この問題はまず自分が成長するために起きていることを知って 認めて受け取る。 
そして受け入れていくことで 自分自身が成長するから 直接解決しなくても自然に解決する仕組みになっているのです。

ところが 場合によっては自我意識が 問題が起こっていないフリをして問題を認めない場合があります。 今よく起きているいじめに対する問題でも 似たようなことが起きているようです。
そういう状態のままで努力を重ねる場合は その問題に関連して次々と否定的な出来事が生じます。

否定的な気持ちで存在するから否定的なことを引き寄せてしまうのです。
また自我意識は問題に反発して 他人や自分を責め 否定し悲観し後悔し 罪悪感を持ったり絶望したりします。
この場合も否定的なエネルギーをまき散らしていますから 認めない場合と同じように良い方向に向かわないのです。

そうではなくて 自分の成長のために 新しい自分を創る方向に向かうのです。普通とは逆方向です。
起きたことは受け取った時点で「魂との約束」はほとんど終わっているのだから あとはこれも自分なのだと 問題と一つになって ただ受け入れ許すことしか残っていないのです。

問題に反発せず 攻撃せず 問題を抱きしめるわけです。
問題というものは認識して受け入れたら離れることが出来ます。
受け入れるということ自体が解決であり成長なのです。
受け入れると視点が変わり視野が広がります。

自分の性格上の問題(ドラゴン)と思っているものについても同じことが言えるようです。それも出来事と同じように作り物の幻想です。出来事と同じように 許すための対象・ツールとして創られています。

すべては自分の体験を受入れるから成長していくのですが さらに苦しみをみんなの力で緩和する助けとして 以下のことが役立つと考えられます。

ひとつは
私たちができるだけ自分の体験を口に出して お互いにわかちあい お互いを元気づける行動をすることです。
人間の難儀苦しみは それまでの行いが悪かったり間違ったりして起きているというのでなく 純粋に成長のためのツールとして起きているのだからです。 

二つ目は 
みんなはひとりのため ひとりはみんなのため という宇宙の真理を実践することは役に立ちます。
実は目に見えない内部では みんな魂として一体であり連帯しているのです。

他人ごととは思えない・・・とはよく聞く言葉ですが 自分でない他人だけの不幸というものは実はないのです。他人ごとという言葉自体がすでにある意味で差別用語なのです。

(続く)


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