一人の人間の身体の中には魂と天使が一組ペアになって入っています。
ご存知でしたか? これは輪廻転生を運営!するためにそうしてあるのです。
魂は人間が想像できないくらい波動が極限まで成長した存在 つまり私たちが神と呼ぶものの一部です。そして神が多様性を可能にするために 自らを無数に分割したものが魂です。そんな大それたものが 私たち人間の一人一人の中に入っているんなら 人生がもう少し楽に生きられてもいいんじゃないかと思われませんか⁉ そうです。この輪廻転生のシステムは基本的にそのように創られているのです。ただそのためには私たちは基本的なことを知らねばならないのです。そしてこのシステムを信じることがもっとも大事です。
神は目的があってこのシステムを創っているということを。
そして信じることによって人間は救われることが 自分なりに納得できるのです。
神のレベルである魂に対して そのあいかたの天使の方は基本的には人間レベルの成長度より少し高い程度の意識のようです(この物質世界に居るときは少なくともそうです)。 そのせいでしょうか私たち人間は自分の意識レベルが一向に神のレベルっていうような気がしません。
それもそのはずです。
この輪廻転生ゲームに参加している間は 人間の意識は魂じゃなくて天使の意識が担当するのです。早く言えば 成長して行くためには低くなければならないということです。つまりこの輪廻転生ゲームに参加して地球に居る間は本来の魂は 魂ではない別のもの(天使+肉体)になっている ということです。
天使はこれから成長して行く存在です。だから当然人間も成長します。この輪廻転生のシステムの中では天使イコール人間+肉体です。
ですから 今は両者の意識が低いのは当たり前なのです。
自分がそれを承知の上で波動の低い世界に住んで波動の低いことをしているのですから それを恥じたり責めたりしないことが大切なことなのです。それなのに天使も人間もすぐ自分や他人を責めたり非難します。
天使は与えられたままというか 自分で選んだ姿かたちや性格の人間としてこの物質世界に生まれてきて 魂の学びのために不完全で未熟さの溢れる人生を大真面目に送るのです。それは魂が学ぶのを助けるためです。しかし同時に自分もこの大変な体験を通して学び成長するのです。
なお 人間は身体を与えられていますから 身体にも意識を持っています。それは肉体意識と呼ぶものですが それが多くの人が知っている潜在意識のことです。そしてこの潜在意識の波動が人間の中にある意識の中では最も低く 人間が人生で体験することになる多くの失敗の原因を創ります。それだけじゃなく自分や他人をすぐ責める原因も 潜在意識の仕業です。
さらにいうと 天使は人間の中に入っている相い方の魂の存在については この物質世界の中では一時的に忘れてしまう仕組みになっています。
というのは この「忘れてしまう仕組み」が無ければ 人生ゲームの仕組みが人間にもすぐにわかってしまうので 「本当の自分探し」がすぐ終わってしまうのです。ですのでなかなかすぐには見つからないように神によって工夫・・・されているのです。
人生ゲームのだいご味は 天使・人間が 成長して行くにしたがって本当の自分というものが存在するということにいずれ気付くこと そして究極的には自分がそのレベルになる あるいは戻るということを知るということです。
つまり天使の意識レベルが魂のレベルまで成長し それが実は本当の自分だとわかるということがこのゲームのゴールです。
それは魂のしもべである天使がずっと望んでいることですが 究極的には自由で平和で愛と喜びに満ちた魂本来の存在になるということです。それは約束されたことなのです。
その代わり一人一人の天使は魂の目的をかなえるために この物質世界でのすべての人生体験を天使みんなで体を張って行い 血を流し怪我をし障碍者になりあるいは殺されたりしながらも 自らも体験を糧にして成長して行くのです。
それができるのは 死ぬことがないからです。人間の意識を構成しているものは魂と天使だけですから。潜在意識も実はもともと天使の意識の一部なのです。
一方魂も天使にピッタリ寄り添って 天使と一緒にすべての体験をしながら それを「自分自身の」あるがままの赤裸々な体験として受け取るのです。
それは神がすべての存在であるからです。そしてその間 天使が成長できるように助けるのです。これらがこの輪廻転生というシステムの根幹なのです。
なぜこのように波動の高い魂意識と 低い天使の意識とが人間の中で同居しているかがお分かりいただけると思います。お互いの助け合いです。人間というものは魂と天使の助け合いのために創られた入れ物の物質に過ぎないのです。
天使が抜けたら 元の物質に戻るだけです。
それが輪廻転生というゲームの本質なのです。
魂と天使 お互いが人間を通してそれぞれの目的を達成するために 共同の人間体験をし 助け合いをしているのです。(ただしその間 魂からは天使の方が丸見えですが 長い間天使の方からは魂に気が付かない仕組みになっています。それはゲームが成立するためにそうしてあるということです。)
それが魂と天使によるコラボというものです。
ただ ここで大変に大事なポイントは 魂にとってはすべての人生体験が「自分自身の体験」として「一切の批判なしに」祝福して受け取れますが
人間の場合は基本的にそれができないから修行していくのです。
その基本的な理由は成長レベルの差です。いずれ神のようにまで成長すれば 人生で起きるすべてのことは 一切の批判なしに受け取れるのです。例えばパラリンピックで障碍者である自分を心から楽しみながら競技に参加できる人を見たでしょう。彼らは神に近い人たちです。健常者の人たちにそれを見せて元気づける役目も持っているのです。
多くの場合人間・天使は自分に起こることを嫌がり批判し非難し運が悪いとボヤき あげくにはその体験を受け付けず否定します。「それは私じゃない」とか「いったい私が何をしたからこんな障害を持ったのか」と怒ります。
しかし本当の自分が障碍者として体験したいと思ったからこうなったのです。本当の自分は魂ですから つまり神としてはそう言う体験を今回はすることを望んだのです。
しかし人間としてはそんなことを望んだ覚えはないですから無理もありません。すべてであることを体験するために神が選んだ ということをいずれ人間は知ることになるというのがこの輪廻転生の根幹なのです。
同じ人間どうしでも 自分に起きる現実ということに対して 反応のしかたが人によって違います。それは成長度が人によってさまざまだからです。しかし 魂と人間ほど大きな違いがあるものはありません。
それがその人の人間としての成長度の違い すなわち波動の差なのです。
ですから天使はすぐそばにいる魂に早く気づいて 何事も魂の視点でものを見
ることを身に付けることがコツなのです。
(続く)
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