晴れた休日は自転車に乗って! (akio)

古希も過ぎた爺の「気楽な自転車散歩」やチョット頑張った「サイクリング」の備忘録(ボケ防止かな?)

卯の花の匂う垣根に・・・夏は来ぬ

2020年05月18日 17時30分00秒 | 音楽

今日は昨日の夏を思わせる晴天・気温から、打って変って曇天、時々小雨も降っているのかな。

さて、「」が咲きました。

毎年のことだが、これは単なる「空木(ウツギ)」と思っていた。

しかし、完全に開花した「」を見ると花弁が4枚である。

改めて「空木(ウツギ)」を調べてみると、花弁5枚とのこと。

更に調べてみると、これは「梅花空木(バイカウツギ)」と言うらしい。

梅花空木(バイカウツギ)」の花弁4枚とのことです。

何れにしても、どちらも俗にいう「卯の花」、空木(ウツギ)」は卯月咲くことから「卯の花」と呼ばれている。


卯の花」で思い出す歌は、唱歌の「夏は来ぬ」かな。

佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲の日本の唱歌である。


 
elative c'' {
  
ew PianoStaff <<
   
ew Staff { key c major
   g4 e8 f g4. g8 | a c g d' c a g r |
   a4 c8 a g4. g8 | a d, d g e c d r |
   c4 e g4. g8 | a g a c g4 r8 g |
   c4. e8 d4 d | c2. r4 ar

① 卯の花の 匂う垣根に
  時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
  忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
② さみだれの そそぐ山田に
  早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして
  玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ
③ 橘の 薫るのきばの
  窓近く 蛍飛びかい
  おこたり諌むる 夏は来ぬ
④ 楝(おうち)ちる 川べの宿の
  門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して
  夕月すずしき 夏は来ぬ
⑤ 五月(さつき)やみ 蛍飛びかい
  水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
  早苗植えわたす 夏は来ぬ



19世紀に古典文学者により作詞されたもの、聞きなれない表現が多いですね。

歌詞の意味(世界の民謡・童謡より)

1番の歌詞:ホトトギスと卯の花
1番の歌詞で冒頭に登場する「卯の花(うのはな)」。これは初夏に白い花を咲かせるウツギの花を指す。旧暦の4月(卯月)頃に咲くことから「卯月の花」=「卯の花」と呼ばれた。
「早も来鳴きて」とは、「早くも来て鳴いている」の意味。
「忍音(しのびね)」とは、その年に初めて聞かれるホトトギスの鳴き声を指し、『古今和歌集』や『枕草子』などの古典文学作品にも登場する古語の一つ。

2番の歌詞:山村の田植え
『夏は来ぬ』2番の歌詞では、山村での田植えの様子が描写されている。さみだれ(五月雨)とは、旧暦の5月頃に降る雨を意味する。五月(さつき/皐月)は田植えの月として「早苗月(さなえつき)」とも呼ばれた。
「早乙女(さおとめ)」とは田植えをする女性、裳裾(もすそ)とは衣服のすそ、「玉苗(たまなえ)」は、「早苗(さなえ)」と同様、苗代(なわしろ、なえしろ)から田へ移し植えられる苗を意味している。

3番の歌詞:「蛍雪の功」
3番の歌詞では、まずミカン科の柑橘類の一種であるタチバナ(橘)が描かれる。『古今和歌集』でも取り上げられ、「五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」(よみ人しらず)などと詠まれた。
歌詞の後半で「蛍飛びかい  おこたり諌(いさ)むる」とあるが、これは中国の故事「蛍雪の功(けいせつのこう)」からヒントを得た表現であろう。
『夏は来ぬ』の歌詞においては、「蛍雪の功」の故事をふまえ、夏の夜も怠らず勉学に励めと、まるで飛び交う蛍に諌められているかのような表現となっている。
「蛍雪の功」に関連する歌としては、卒業ソング『蛍の光』や『仰げば尊し』が有名。

4番の歌詞:農村の夕暮れ
冒頭の「楝(おうち)」とは、夏に花をつける落葉樹のセンダン(栴檀)を意味する。水鶏(クイナ)は、古典文学にたびたび登場するヒクイナ(下写真)を指していると思われる。ヒクイナの鳴き声は戸を叩くようにも聞こえることから、古典文学では「くいな」、「たたく」、「門」、「扉」などの単語と関連付けられて用いられてきた。

5番の歌詞:総まとめ
『夏は来ぬ』最後の節では、1番から4番までの歌詞で登場した既出の単語をまとめて再登場させ、歌全体を締めくくるような構成がとられている。
初夏に関連する季語をズラっと並べて、様々な風物詩を通して夏の訪れを豊かに表現している。
「五月(さつき)やみ」とは、「五月闇(さつきやみ)」、つまり陰暦5月の梅雨が降るころの夜の暗さや暗やみのこと。

① ウツキの花が色美しく花開いた垣根に
  ホトトギスが早くも来ていて
  今年初めて声を聴いた
  夏が来たなあ
② 梅雨の雨が注ぎ込む山の田んぼで
  女性が衣類の裾を濡らし
  田植えをしている
  夏が来たなあ
③ 橘の花が香る軒下で
  窓の近くで蛍が飛んでいるのを見ると
  怠ける気持ちが引き締まる
  夏が来たなあ


解説動画があった。

夏は来ぬ歌詞解説


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 目には青葉・・・ | トップ | 今日は「ビージーズ」を聴く »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (カナエ)
2020-05-18 21:20:36
朝ドラ「エール」を見てるせいかな?この歌詞と言い歌と言い、今までとは違ってとても素晴らしく思えました。
良いですねぇ。
私は今日は鳩の嫌う匂いのする植物をウォーキングで買いに行きました。ベランダに大きなネットを張ってしまえば済むことかもしれませんが、もう少し違うやり方で鳩を追い払いたいので。
本当はミントを買いたかったのですが、無かったのでローズマリーで我慢しました。屋外では差ほど匂ってる気はしなかったのですが家に持って帰ったら結構匂います。効果あると良いな。
コロナが明けたら山に行けるでしょうか?その時はゆうのさんも行くかなぁ?
返信する
Unknown (あき)
2020-05-18 22:54:57
あき→カナエさんへ
唱歌も良いですよね。
鳩か、ローズマリーで上手く行くと良いですね。

山行きましょう、皆さん誘って。
返信する

コメントを投稿