"只今工事中"につきご迷惑をお掛け致します・・・

Welcome!
地元某建設会社にて管理職で勤務・・・
技術屋の仕事から、日々の出来事を情報発信していきます。 

1級建設機械施工管理技術検定【第一次検定】を受験・合格の巻

2024年08月12日 14時48分17秒 | 日記
夏季休暇3日目‼️
先般、受験しました1級建設機械施工管理技士補の内容です。
1️⃣概要
建設機械施工管理技術検定制度は、建設業法第27条第1項に基づき国土交通大臣指定機関が実施する国家試験です。この技術検定合格者については建設業法で定められた専任技術者(建設業許可)主任技術者・監理技術者(現場常駐)としての資格が付与されております。2021年から試験制度が改正されています。新制度では、学科試験に相当するのが第一次検定、実地試験は第二次検定という位置付けです。
試験級:1級/2級
受験する分野:第一次検定/第二次検定
受験料:【第一次検定】14,700円【第二次検定】27,100円
受験資格:【第一次検定】17歳以上の者【第二次検定】「学歴」+「実務経験年数」
合格率:1級【第一次検定】令和6年度27.7%
試験日程:年1回

2️⃣試験内容
1)第一次検定
試験方法:四肢択一式
試験時間:9:30~12:30(3時間)
出題数/56問、うち50問を選択して解答
合格基準:解答する50問のうち、30問以上(60%)正解を合格基準とする
※試験問題は試験終了時間まで残った人のみ、持ち帰ることができます。

3️⃣対策
1級建設機械施工管理技術検定の対策として1番効率の良い勉強は『過去問を繰り返し解く』ことです。年齢が行っているせいか多少、苦労しました(笑) 特に第一次検定では、過去の試験問題と似かよった問題の出題率が高い傾向にありますので、過去の頻出問題を繰り返し解けるようになるまで勉強すれば、合格点はとれると思います。建設機械施工管理技術検定の場合、「適当でないもの(説明)」を選ばせる設問がほとんどです。これは他の施工管理技士のマークシート試験対策でも使える方法ですが、正解以外の選択肢は「適当な説明」として、まとめて覚えてしまうのが効率的で、その点でも、「正解以外」の選択肢についても解説されている問題解説集を選ぶ事が重要です。



試験会場は、新潟県新潟市朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)でした。






4️⃣合格発表
令和6年7月29日午前中に、一般社団法人日本建設機械施工協会のホームページにて合否の発表が有り、見事、合格する事が出来ました👏
後日、合格通知書・合格証書申請書が自宅へ郵送されてきました。
・1級建設機械第一検定結果
 受験者数 2,777名
 合格者 773名
 合格率 27.8%




5️⃣受験を終わっての感想
建設業界において欠かせない資格である「施工管理技士」。改正建設業法の「技術検定制度の見直し」により、「学科試験」と「実地試験」により行われていた施工管理技術検定について、令和3年度の試験から両試験を独立した 「第一次検定」及び 「第二次検定」として実施し、 第一次検定合格者の称号を「技士補」、 第二次検定合格者の称号を「技士」とすることが定められました。これにより、一次検定だけの合格でも技士補の称号を得ることができます。また、一次検定を合格した者には、一次検定が無期限で免除され、毎年二次検定からの受験が可能となります。建設機械施工管理技士は、建設機械を使った工事の品質管理や安全管理に必要な国家資格です。一定金額以上の工事では、この資格を取得している人が常駐している必要があり、施工管理や監理技術者として携わるために必要な資格です。2級建設機械(3種)取得済で、1級土木、1級舗装に続きの取得ですが、次年度の2次試験も多いに頑張りたいと思います。新制度で更に受験がしやすくなった建設機械施工管理技術検定、建設機械にある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。