◆マリモ保護を願い、1950年(昭和25年)10月の「第1回まりも祭り」から毎年、阿寒国立公園・阿寒湖温泉の秋祭り情報です。写真は昨年の様子
国の特別天然記念物「マリモ」を湖から迎え、そして再びアイヌの古老が丸木船に乗り、湖に送り返す儀式は古式ゆかしい厳粛なアイヌ民族の伝統行事で、毎年多くの観光客が道内外から訪れます。
阿寒湖のマリモを中心とした自然環境について学べるエコーツアーの企画も計画されています。
阿寒湖の滝口風景/観光遊覧船(写真は昨年)
◆またマリモが眠る阿寒湖の自然やアイヌ文化の一端を知ってもらおうと「イオマンテの火まつり」も9月1日から11月30日まで毎夜開催されています。
●「イオマンテの火まつり」では、心静かに祈り、炎のように歌い舞う幻想の舞台。
この舞台では、コタンコロカムイ(エゾシマフクロウ・村の守り神)の語りで進行されており、主に樺太アイヌに伝承されている弦楽器トンコリも静寂な音色で会場を包みます。
宿泊客がたいまつに「護り火」をともし温泉街を歩けます。