山田の案山子

日々是吉日

参院選と憲法改正と捻れ国会?

2013年07月11日 | ブログ
  日本中から暑い暑いのため息が聞こえて来そうな毎日の報道、猛暑と熱中症の言葉を聞かぬ日はない。
 光化学スモック注意報? 外出は控えて・・・日中は玄関と窓を開ければ心地好い風が吹き抜けるが、夕食を終えれば電気を点けるが故に虫が入らぬ様にと窓も玄関も閉めてエアコンを使う事になる。

 参院選の選挙カーは今のところ静かな気がする。
 何処の誰の演説かは存知ぬが、消費税増税は絶対に撤回させます!? 出来もせぬ事を平気で騙る馬鹿も居る。

 参議院は必要か? 何処かの放送局で論じて居ったが、憲法に二院制が定められて居る以上、憲法を改正する必要があるとの事だ。
 護憲を言い続ける野党も此の辺りの事も考えて憲法改正に踏み出しては如何だろう。

 自衛隊を国防軍にするとか、海外派遣部隊の銃器の所持や使用を認める事には賛成出来ぬが、守勢のみで米軍頼りの国防体制にも疑問はあるが、スイスの様に永久戦争放棄宣言で如何なる国とも争わぬ事を日本も表明すれば好いと思うのだが・・・

 中国や韓国の反日感情は永久に拭える事は無いだろう。
 侵略戦争を認め、従軍慰安婦問題で一度、賠償金で解決した筈だと言ったところで「はい、そうですか」と言う国ではあるまい。

 韓国も中国も大統領が代わって、反日感情が抗日感情・抗日勘定に変わった様な気がしてならない。韓国との竹島問題・中国との尖閣諸島の魚釣島問題で日本政府は日本固有の領土だと言ってはいても竹島の様に実行支配されてしまえば手も足も出せぬ。

 毎日の様に尖閣諸島沖合いに出没する中国艦船に退去勧告するのが精一杯で威嚇射撃も出来ぬ有り様では、やがて隙を突いて上陸し実行支配される事にもなりかねぬ。
 領土問題でアメリカが中国や韓国を攻撃するとは考え難い。同盟国日本をアメリカ軍がどこ迄守ってくれるのか? 

 アメリカ軍が日本国領土内で他国から攻撃を受けた場合、同盟国日本はアメリカ軍を守る為にアメリカ軍を攻める他国軍と戦う事になるのだろうか? 
 日本がアメリカ軍を守る為に他国軍を攻撃すれば、他国軍は日本を参戦国として勿論攻撃して来るだろう。

 自民党が考える憲法改正案には此の様な落とし穴がある事も考えるべきだろう。
 中国も韓国も領土問題では簡単に手を引く事は無いだろう。
 感情=勘定? で今や日本は攻めるに易き国と踏まれて居る事だろう。
 北方領土問題はアメリカは関知する事でロシアを敵にまわす事を避けたいが為だとも考えられる。

 捻れ国会を阻止する為に自民党は過半数の議席を確保する? 公明党との連立で3分の2以上の議席数を狙う? 憲法改正で二院制廃止を先ず法案提出・可決を優先すれば見直しても好いが・・・