山田の案山子

日々是吉日

自民党が駄目だから民主党でも駄目だからで自民党圧勝?

2013年07月23日 | ブログ
1強下の野党ー与党の2倍働こう
  朝日新聞『社説』(2013年7月23日)
  茫然自失の体である。参院選に敗れ、自民党1強体制下に甘んじた野党の姿だ。
 当選者が改選議席の半分を大きく割り込んだ民主党だが、海江田代表は「改革は道半ばだ」として続投する意向だ。意地悪い言い方をすれば、代表を交代させるエネルギーすら党内に残っていないと云う事だろう。

 其れでも、野党がいつ迄も「多弱」のままで好い筈はない。自民党にとって代わり得る手強い野党が無ければ、議会制民主主義は健全に機能しないからだ。

 此処は振り出しに戻った心算でやり直すしかない。

 自民党が圧勝した去年の衆院選の投票率は59・32%、一昨日の参院選は52・61%だった。前者は戦後最低、後者は戦後3番目に低い。

 つまり、1強体制をつくり上げた選択の機会に、4割から5割近い有権者は参加していないのだ。棄権した人達の考えは一様で無いにせよ、1強では掬いきれない民意がある事は間違いない。

 96年の結党以来、民主党は自民党政治に飽き足りない有権者の支持を集め、政権奪取を果たした。ところが、今回の参院選での出口調査を見ると、無党派層がそっぽを向いてしまった事が分かる。

 政権担当時の失策にノーを突きつけられての下野。其の後も参院での首相問責決議をめぐる迷走や、東京選挙区での公認問題をめぐる細野幹事長と菅元首相との確執など不手際を繰り返した。支持が離れるのも無理はない。

 党再生の即効薬は無いが、民主党には教訓とすべき3年余の政権党の経験がある。

 かつて政権で活躍した落選議員の力も借り、「1強」掬えない民意を受け止め、政策として練り上げる事に全力を挙げるべきだ。

 日本維新の会の橋下徹・大阪市長は「次の衆院選迄に野党がまとまらないと、国の為にならない」と語っている。

 野党がバラバラでは与党を利するだけだ。一致出来る分野で共同で自民党への対案を打ち出す。政権が暴走したらスクラムを組んで阻止する。其の積み上げの中で、有権者の支持を地道に取り戻して行く他は無い。

 政権が直面する難題と、政権交代が起き易い衆院の選挙制度を考えれば、1強体制は永久に続くわけではない。野党議員には、惨敗に沈んでいる暇はない筈だ。
 与党議員の2倍は働く気概で安倍政権に挑んでほしい。



 決まらない政治から決められる政治に転じて、直ぐにTPP参加表明?
 何を言っても自・公で強制採決? 野党が連携した処で数の力に太刀打ち出来ぬ?
 投票率が低ければ与党の圧勝? 

 無党派層を取り込んだ東京選挙区の山本太郎への期待は原発反対? 渋谷で訴え続けたそうだが・・・自民党を選んだ人々は、アベノミクスとやらに期待して居るのだろう。竹島も尖閣諸島の魚釣島も日本固有の領土と言うだけで中国艦船の侵入を阻止出来ぬ。

 中国側は国防軍による軍事的攻撃を待って居るのではなかろうか? 日本を戦争に巻き込みたいのでは・・・軍事力ではアメリカに負けぬとも云われて居るが・・・
 自民党政権が国を滅ぼす様な事が無ければ好いのだが・・・野党が如何騒ごうと出された法案は、総て与党の都合の良い方法で採決されるのだろう。国民が背を向ける政治に誰がしたんでぇ~!