通信簿と云う名称は古び、通知表も時代遅れらしい。今は「あゆみ」と呼ぶ小学校が多いそうだ。夏休み最初の日曜、安倍政権の7カ月の歩みに、有権者は二重丸をつけた。「1強体制」と云う声を聞きながら、自民党が参院の第1党に返り咲いた。
▼安全運転の成果でも在ろう。憲法改変も原発も、負担増もTPPも、危ない処はボカシをかけ、道の真ん中を走って来た。歴史認識で地金も見えかけたが、ハンドルを切り直した。総て参院選為、との見方が専らだった
▼選挙が済めば、大事なのは行く先になる。道路の右側で手招きをする支持者は少なくない。衆参の「ねじれ」が消え、ブレーキ無しも心配される。先ずは8月15日、靖国神社を巡る対応あたりが一つの目安になりそうだ。
▼6年前、7月30日の本紙を見ると、1面に「自民 歴史的大敗」とある。安倍首相は唇を噛み、政権転落の序曲となった。陰画と陽画を見るような前回との差は、民主党の不甲斐なさ抜きに語れない。
▼あれ程の支持を集めながら、期待を裏切った。昨年末の衆院選、6月の東京都議選、そして今回と、続けて落第の×をもらった。これでは安倍さんの通信簿が相対的に甘くなるのは、如何ともし難い。
▼〈落第や吹かせておけよハーモニカ〉小沢昭一。だが世間の目は此の一句ほど優しくはない。捲土重来を期す意気が民主党に残っていようか。新味はなくても経験は生きる。現首相を見ても、其れが2度目の強みだと思うが
朝日新聞『天声人語』(2013年7月22日)
テレビを点けたら何処の局も開票特番。自民党60議席当選が報じられていた。今朝の報道では山本太郎が当選したとの事、和民やアントキノ猪木? もとい、アントニオ猪木も当選? 此の先の日本の政治は本当に大丈夫なのか?
沖縄の或る高校で模擬投票が行われ、選挙結果と全く同じで投票数順位も同じだった。15歳に成ったら選挙権を与えても好いのでは・・・
今の時代は高校卒業は当たり前になったが、中卒で集団就職して社会人に成った若者達も多く居る筈だ。
選挙の投票に行ったか否かは選挙管理委員会で把握出来るだろう。投票しない人間には何か罰則規定を設けるか、投票者の住民税か保険料を減免するとか考えては如何か?
比例当選者以外は選ばれた訳だが、比例当選者は投票者の意に反する奴も居る筈だ。比例当選でテレビで得意気な面をさらす奴は非礼極まりない!
何から始めるのか自民党?
公明党の存在がウザイとの声も聞こえるらしい。
衆・参同時解散でもない限り無所属でも野党でも6年間は安定した高収入が得られる。誰でもが政治屋と云う気楽な稼業に就きたいとチャンスを狙って居る様だ。テレビで名を売った弁護士達・・・
テレビで名を売った弁護士と言えば橋下! 何を考えて居るやら石原氏? 次の選挙迄我慢が続くか石原氏の考えと体力! 腹の中では「こんな筈じゃぁなかった」とボヤいて居ろう。