谷川岳・東斜面は険しい岩壁で、特に 一ノ倉沢は断崖絶壁で有名だ
トマの耳からオキの耳 オキの耳から富士浅間神社奥の院の少し先まで行ってみた
(雪庇が怖くて ↓ これ以上は無理で 一ノ倉沢出合も写ってませんが)
冬の 一ノ倉沢の上部一部と谷川連峰・馬蹄型(形)縦走コースの山々
中央のピークが 一ノ倉岳
奥に 巻機山(まきはたやま) 巻機山の右奥にうっすらと見えるのは 越後三山?
空との境界線がわからないが左奥から後方は日本海?
特に北の空から雲も広がり始めていて、こちらの景色はまるで 水墨画や版画のようでもある
天神平登山口からもよく見える 朝日岳、笠ヶ岳(大倉山)、白毛門
絵に描いたようなこの光景も現実で、見ているだけでも自然の美しさと共に厳しさも感じる
そろそろ引き返す
青空はホッとする
オキの耳・山頂標識付近に・・・なんだろう
写ってないが 別の二人組の一人の方がスマホから電話をして話し始めたとこだった
オキの耳・山頂標識付近の東側にソロ男性登山者が落ちている・・・
だが意識はしっかりしていて 本人曰く
山頂が混んでいたので、何気に一歩下がったら雪庇だった
・・・雪の積もった岩の上にザックごと落ちている
特に怪我はしていないと思うが身動きできない・・・
お互いの声が聞き取れているから、そう何mもは落下してなさそうだが
雪庇の下、谷川岳の東側斜面だ
救助隊側から今現在、何名ここにいるか、風速はどれくらいかなど 聞かれているようだ
風は山頂付近、やや強くなってきているので6名とも下山していくと思います・・・
カメラの三脚を雪にさしてありますので ほぼその下に・・・
。。。運よく雪の積もった岩の上で怪我も特にないようだ
約1時間後に救助ヘリが到着するという
場所が場所だし私達では どうすることも出来ない
山は自然は 美しさと厳しさを併せ持っている
我々も怪我のないよう、遭難しないよう無事に下山して 我が家に帰らなければならない
オキの耳を振り返る
あのテッペン辺りの雪庇に足を乗せて東側に落ちてしまったのだ・・・
トマの耳あたりには まだまだ登山者がいる
肩ノ広場
怪我は無くても低体温症が怖い
実際には1時間はかからないだろうから、そろそろ来ないかなと思いながら下山していたら
聞こえた! 聞こえた! 現れた! 早かったよ!(山頂付近の風の心配で1時間と言ったのかな)
この辺りからオキの耳は見えないが 救助時間は短く
おそらく意識もしっかりしていて軽傷?だったのではないかと思う。
何故なら病院に運ぶ前に我々の上空付近に飛んで来て、なんとなく合図をしているように感じたから。
(私は何もしてないけど)
それと帰宅後(昨日、今日も)ネットで確認したが谷川岳2月10日は特になにも。
病院に運んだ後と思われる時間経過後、再度やってきた
おそらく、大事には至らなかったのだと確信。電話を入れた方が軽く手を振ったようだ。
とにかく良かった。気持ちも明るくなる。
熊穴沢避難小屋 ↓
泊まる方がいるのだろう、出入り口が掘られてる。
爼嵓、オジカ沢ノ頭
そして 谷川岳
↑ オキの耳と左横の 一ノ倉岳間の東側が断崖絶壁の 一ノ倉沢(この写真では見えないけど)
ありがとう!!谷川岳
素晴らしい景色 山の美しさ 厳しさ怖さも再認識
何よりも無事な登山を有難う
あなたは やっぱり名峰です
有難うございます