
偶然、書店で見つけた本。
題名に興味を持ち、又、作者が村上竜。「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を受賞した作者の名前で興味を持ち、自宅で読み終えた。
55歳、そろそろ会社人間から卒業して、自分の世界を見つけ、新しい人間関係を作り始めるのが、丁度55才ぐらい
そんな年齢の主人公を集めて、妻との、家族との関係を集めた小説です。色々なテーマで書いてるが全て共通するのが男がいかにして社会生活から隔離されて、会社という同胞の仲間での自己愛、自己弁護に守られているのが身に沁みてわかります。
ハローライフですか。55才近くになっての「こんにちわ 人生」とは寂しいですね。