あの大震災から、1年が過ぎ、三春にも、また、春が巡ってきました。
朝晩の冷え込みも、少しずつ和らいできて、日中の日差しにも、早春の暖かさが感じられるようになってきました。
去年の今頃は・・・
東京電力の原発事故によって、福島県内には、大量の放射性物質が撒き散らされ、何の知識もなく、目に見えない敵に、ただただ怯える日々でした。
テレビのニュースに釘付けになり、飲み水や食べ物などに対して、疑心暗鬼になりました。
街の中からは、人の姿が消えました。
上空では、ひっきりなしにヘリコプターが飛び交い、、地上では、他府県のパトカーや消防車、自衛隊などの緊急車両が行き交っていました。
一体どうなってしまうのだろう・・・不安でいっぱいの毎日でした。
あれから1年・・・
目に見えない敵との闘いは、先の見えない、永遠に続く闘いになってしまいましたし、まだまだ多くの問題が山積していますが・・・
ここで生きていくと覚悟を決めた以上は、正しい情報を選びながら、できるだけ「ふつう」に生活していこうと思っています
去年、中止になってしまった「三春滝桜」をはじめとする三春桜のイベントでしたが、ことしは、例年通り行われることも決まり、
2種類の新しいポスターも完成しました。
もちろん、滝桜や街なかの桜たちのライトアップも行われますし、JR三春駅からの臨時バス「滝桜号」も運行されます。
三春周辺の桜のパンフレットも届き始めました
ことしのみはるの桜たちは、どんな美しい花を魅せてくれるのでしょうか・・・
<きょうの三春の環境放射能測定値> 午前・・・0.23マイクロシーベルト 午後・・・0.22マイクロシーベルト