2024年2月14日、水曜日、晴のち雨。朝の車内温度は16度と昨日より10度も高い。今日は午後から雨の予報なので午前中に、鹿児島の分県登山ガイドの登り残している山、鳥神岡(とがめおか)に登る。伊佐市街からの眺めが富士山のような形なので伊佐富士とよばれている。
10時前に登山口の伊佐市の平出水(ひらいずみ)集落に着く。麓から眺める鳥神岡。
トイレは期待しない方が良い。
登山口には道脇に数台駐車できるスペースがある。
10時6分登山口を出発。
出足は緩やかな登りだ。
2,3分も歩くと竹が目立ち始める。
さらに2,3分も歩くと、竹は見られなくなる。
登り始めて10分弱の10時15分、分岐が出て来る。ゆったり(左)と旧コース(直進)の分岐だ。旧コースを取る。
2,3分も登ると徐々に急になって来た。
分岐から3,4分も登ると、虎ロープが現れる。
直登の急勾配の登りだ。
10時26分、目の前に大きな岩が現れる。
岩の下で、左からゆっくりコースの道が登って来る。
岩の右を巻いて、急坂を登る。
1、2分も登ると右手に展望所の案内を見て寄り道。
僅か下った所に目の前が伐採された展望所(先ほどの岩の上になるのだろうか?)。
感心するほどの展望は無い。
展望所から3,4分ほど登ると、10時35分鳥神岡山頂に着く。先客数名。
山頂には日の丸がたなびく。
展望は東側に広がり、伊佐市街が眼下に広がる。遠くには韓国岳が望めるが写真では確認できない。
10時43分下山に就いて、南側に下るルートを取る。
展望所に出るがここも語るほどの展望は無い。
ここから暫くはロープの張られた急坂をジグザグに下る。
10時48分鹿ネットが張られた、若い植林帯に出た。伊佐市街から山腹が禿げたような斜面が見えたのはこの辺りか。
ネット沿いの踏み跡を下るのだが、所々足元が見えないほどの藪状態の所が出て来る。
何とか抜けきって、鹿ネットに挟まれた所を下る。吾輩は鹿か。
11時林道に出た。
道標を見て下って来た道が鳥神岡の登山道で間違いなかったと思うが、ススキが茂るひどい道であった。
林道を左に進むこと3分で、車道に出た。
ここの角にも道標がある。
車道を歩いて登山口へと戻る。
植林越しに望む鳥神岡。
車道を15分ほど歩いて11時18分登山口に戻る。
まだ時間もあるし、山頂で見た山野村への道も歩いて見ようと再び山頂へ向かう。ゆったりコースは九十九折の緩やかな登りだ。ただどちらのコースも大した時間はかからないので、キツイらくちんを云々するほどでない。
山頂に11時45分再び着いて、西側の山野村の道を取り下り始めて軌跡を取ってないのに気が付く。途中まではテープがあったがそのうちに無くなったのか、道を外れたのか分からないが、戻るべきところは分かっているので適当に下って、登山口に12時14分戻る。樹林と植林のルートでした。溜池下から眺める鳥神岡。
下山後昼食を取って、1時間ほど走って曾木の滝へ。冬場で水量が少ないから迫力が今一つ。滝の横幅が日本一だそうだ。
水量が多い時はここの眺めは美しいだろうなと想像する。
滝公園では桜が咲いていたが、寒緋桜かな?
滝を見た後は今日の宿泊駅、薩摩川内の樋脇へ。向かう途中で、雨が降り出す。付いていますね。16時頃樋脇に着いて、市比野温泉の丸山温泉(200円)で山の汗を流す。
湯船からとうとうと流れ出す源泉掛け流しは43度くらいと少し熱めで、ゆったり浸かっていられない。
駅に17時前に着くと、弁当総菜すべて半額セールにありつけてラッキー。
駅には足湯と、湯汲み場もある。冷え込む朝などは最高だろうが、明日も暖かい朝のようだ。夕刻には雨は上がる。