2019年10月27日、晴。車旅の体を山登りに慣らさせるため多良岳に向かう。楽な金泉寺下の駐車から登る。11時出発、ルートは鬼の門から前岳、多良権現、役行者、六体地蔵と、左回りに周り駐車場に戻る行程だ。六体地蔵に行くのは久しぶりだ。
何度か書いたルートなので前岳までは省く。12時42分座禅岩まで来る。
久しぶりに見る多良権現(左)、笹南峰、笹岳、経ヶ岳の山並が新鮮に映る。
経ヶ岳から右に、鞍部の右の平坦な山がタワラギ山、その右にヘギ岳と続く。
ここもしばらく足を運んでないから次の水曜登山で行きたいな。
写真手前の岩が座禅岩の先端で、断崖の上に突き出た岩だ。ここで座禅を組むそうだ。先に行くのは遠慮したい。
後方には今登ってきた前岳が。少し紅葉が始まったかな。
12時46分、アルミ梯子のある展望岩まで来ると、多良権現は目の前だ。左には五家原岳が霞の中に。
12時51分、六体地蔵に下る分岐まで来る。多良権現から役行者に下ってから六体地蔵に周ろう。
13時2分に多良権現に着く。休日の昼時はこの場所は弁当を広げる人が多いのだが珍しく閑散としている。
国見岳との鞍部から下るクサリ場の道は石が滑りやすいから要注意だ。
13時18分役行者まで下り、Uターンするように六体地蔵に向かう。
六体地蔵への道はわずかな上り下りで、右に植林帯を見ながら歩く。
左に岩壁を見上げるようになると、
すぐに行く手に六体地蔵菩薩立像の案内を見る。
地蔵菩薩は20m近くの岩壁の基に据えられている。
岩壁に向かって左に1像、
数m右に4像並ぶ。
さらにその右に数m離れて1像。
全体的には岩壁の基に6像が右上がりの斜面に並ぶ。
さらに斜め上に屋根が欠けた祠がある。
ここから1,2分で先ほど紹介した稜線の分岐から下ってきたところに出る、13時39分。上の分岐から下れば1分のところを、50分かけて回ってきたことになる。
ここから先は踏み跡が薄い、石がゴロゴロ重なり合う道だ。
5分も歩かないで、往路で見た鬼の門に着いてしまった。こんなに近かったかな。
すっかり六体地蔵のルートの記憶が薄れていた。
それにしてもこの鬼の門の岩、自然のものとは思えないくらい形が整っているね。
14時2分、駐車場に下山。