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登山と車旅

百名山 2005.09.18 白馬三山(白馬岳 杓子岳 鑓ヶ岳)その2

9月18日、4時起床、外は濃霧。バターロール、ソーセージ、チーズの朝食。5時出発、霧と強風。
今日のルートは杓子岳、鑓ヶ岳、鑓温泉、猿倉へ下山の行程だ。鑓温泉に浸かるのが楽しみだ。

5時30分、縦走路の最低鞍部の手前で日の出を眺める。


左下に見えるのは雪解けが進んだ大雪渓だろうか。

最低鞍部の先の杓子岳はまだ雲の中だ。朝日が見えたから陽が高くなれば雲は無くなるだろう。

6時3分、杓子岳山腹のトラバース道と山頂経由の分岐に着く。1時間しか歩いていないのに体が重く足が上がらない。ここまで来て杓子岳の頂に立てないのは残念だが楽なトラバース道を取る。
(トラバース道通過後小鑓への登りから撮る、高いところが杓子岳ピーク)

6時40分小鑓あたりまで登ると、すっかり雲が切れ青空が広がる。急登はもうなさそうだ、縦走路のピークが鑓ヶ岳だ。もう少しで頂だ。


7時鑓ヶ岳の頂に着く、広い山頂だ。雲一つない大展望。


来し方(北)を眺めれば、旭岳(左)から白馬岳。

少し右には昨日から歩いてきた縦走路の山並が望める。こんな眺めを見れば疲れも忘れる。

進む先(南)には天狗山荘、天狗ノ頭、五龍岳、双耳峰の鹿島槍まで見える。いい眺めだ。

右手前方(南西)には左から立山、剱、毛勝三山(左)も見える。


大展望を満喫したから、鑓温泉に下る。下り斜面は登りとはガラッと変わって小石の斜面だ。下りとなれば快調に足が出る。7時30分温泉分岐に着く。

振返り槍ヶ岳を見上げれ、北面の山の色が全く違い、白く輝く山だ。


分岐から大出原まで急坂を下る。お花畑に花はもうない。

滑りやすいクサリ場を慎重に通過し、鑓温泉小屋が見える。沢には雪が残っている。

9時15分鑓温泉小屋に着く。

風呂(300円)に浸かれば至福の時だ。目の前は猿倉への道だ。


鑓温泉からの下りはだらだらと長いが、小日向のコルまでが先ずは一区切りだ。

鑓ヶ岳と杓子岳の東面は結構荒々しい。


出足は沢の雪渓を眺めながら、

細々と流れる鑓沢や、


杓子沢を通過し、

11時31分小日向コルに着く。


退屈な下山道をひたすら下り、林道に出ると10分ほどで登山口に着く。

12時56分猿倉に着く。

今日の行程、
頂上宿舎5:00-5:40最低鞍部-6:03杓子山頂分岐-7:00鑓ヶ岳7:20-7:30鑓温泉分岐-9:15鑓温泉小屋9:58-11:31小日向コ-ル-12:56猿倉

着くとすぐにタクシーの運転手が来て、相乗りでバス代で白馬駅までどうかと。乗ったー。
駅まで1140円。御蔭で駅に着くと運よく13時37分の特急にすぐ乗れる。

三連休の中日とあって自由席はガラガラ、ゆったり座れて、登山の余韻に浸かり、ビールを飲めばこれまた至福の時だ。天気に恵まれよい山行ができた。

19時前に社宅に着けば部屋から、ベイブリッジに十五夜が。 


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