京都伏見の「寺田屋」、薩長同盟を成し遂げ三吉慎蔵と喜びを分かち合っていたところを幕吏に急襲された宿。
刀傷も残っている、今でも現役の宿で見学に行ったとき15時までと知らず妻とバス停から走りに走りどうにか20-30分見学できた。
おりょうの機転で深傷を負ったもののどうにか薩摩藩邸に逃げ込む。
薩摩藩はふたりを二重鎖国の地である薩摩へ傷の療養をかねて招く。
この旅行が日本人初の新婚旅行といわれている。
傷に効果があるということで塩浸温泉で湯治と狩りですごす。
今でも鄙びた温泉で鉄分を多く含んだ茶色のお湯だったと思う。温泉好きには有名な筌の口温泉とよく似ている。
竜馬らが浸かった湯風呂も残ってはいるが入浴はできない。
二人は高千穂の峰へも登っている、解説図つきの手紙が残っている。
それによると天の逆鉾を引き抜いたらしい。
とても登りずらい山で足元がずるずる滑る。二人もおそらくかなり苦労したのでは。
忙しい竜馬はおりょうを下関に預け京の地へ。
近江屋で中岡慎太郎とともに暗殺をされた竜馬はその後霊山(りょうぜん)に土葬され祀られる。
京都を見渡せる地に3人の(竜馬、慎太郎、藤吉)墓があり今でもたくさんの人が訪れている。
隣には霊山歴史館があり竜馬を切ったとされる刀も展示されている。
この地には1000人以上の維新の志士の御霊が眠っている。
高杉晋作や桂小五郎(木戸孝允)も。
すぐ下に降りると秀吉の妻ねねの菩提寺やねねの小径なども・・・。