昨日 夫が元勤めていた会社の《社友会》が ありました。
5年に1回行われている 定年退職をした達の会のようです。
会社訪問 工場見学 記念講演 懇親会が有り
夫が 「今年は夫婦同伴も良い様だから 5年後はどうなるか判らないし
京都大学の総長さんの記念講演があるから
食事も美味しいし一緒に行こう」と 言うので
一緒に記念講演から参加しました。
京都大学の総長様の
亡くなられたお父様が会社の出身だそうです。
iPS細胞で山中教授がノーベル賞を取られて
お忙しい中で
時間を割いてご出席いただいたそうです。
昭和17年に中国で御生まれになって
翌年日本に帰られて
奈良県の郡山にお住まいだったそうです。
裕福な家庭だったのが おじい様の失敗で貧困生活になり
高校に進学も無理かと思った時に
当時の社長様のお宅にお父様と一緒に呼ばれて
奨学金で学校に行くように言われたそうです。
社長様は 沢山いる社員の中の家族の事まで
気を配られていたんだな~ すごい方だったんですね・・
お母様のお話もあり、貧乏で本が買えなかったので
借りてきた本を写して 挿絵つきで
手書きの本を作って下さって
今でもこれが私の宝物ですと 仰っていました。
教育熱心と言うより 優しさにあふれたお母様なんだと思います。
大きくなってからより 子供の頃の教育が大事
四つのガク 学力 額力 顎力 楽力が大事だと仰っていました。
懇親会場では
「主人の事よろしく頼むわ、気難しいけど 良い奴なんや」
ナンテ言われました。イイ年のお爺さんになっても中が良いのは見ていていい物ですね~
「5年後又会おうな・・生きてるかな」ナンテ言いながら お別れしていました。
帰りはお友達とカラオケに行ったようで 私は一人で先に帰りました。
夫はいつも 飲むと午前様です。夜中に上機嫌で帰ってきました。
「俺の人生は 良い人生だった」と 言うので
「そんなこと言い出したら 終わりになったら困るから お父さんは起こっている方が似合うよ」
と言っておきました。
朝からも お友達に電話をしていました。