日焼け

2020年、初投稿です。
今年は連日猛暑が続いていますが、林檎の生育にとっても猛暑（強すぎる日射し）は厄介者です。
今年は特に日焼けが多い‼
画像はしなのリップの日焼けの状況ですが、早生種のリップ・つがるに限らず、まだ全然青いしなのスイートやサンふじまで日焼けで腐りが出てきてる。
特に西日が当たる列は軒並み日焼けで、かなり気分的に落ち込んでしまいます。
これからは地球温暖化？の影響などで毎年高温が予想されるし、何らかの日焼け対策は考えていかないといけないでしょう、、、
そーなると、日よけシート？
林檎の畑全体にシートをかけるのは、、、1ヘクタールもあれば設置費、材料費はかなりです。
ちょっと難しいですね。
そうなるとやはり、自然に任せて後は神頼みでしょうか。
私たち農家は自然と共にあります。

果汁100％リンゴジュース

今シーズンの林檎の販売も、あと予約のお客様の分を残すだけとなりました。
例年なら、1月いっぱい位まで最後の「サンふじ」があるのですが、今年は早々売り切れてしまいました。
全体を通して収穫量が少なかったのも影響してるようです。

ヤマウラ農園の林檎を購入していただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、折角注文いただいたのに、売り切れでお送りできなかった皆様、申し訳ありませんでした。
来シーズンも宜しくお願い致します。

さて話は変わりますが、残しておいた林檎で、リンゴジュースを搾ってきました。
林檎10コンテナ―で、一升瓶60本と1リットル瓶18本のリンゴジュースが出来ましたよ。
もちろん果汁100％です。
これらは、来シーズンにヤマウラ農園に林檎を買いに来てくれたお客様に、お礼の意味を込めてお渡ししてます。
かなり好評いただいてますので、全員にお渡しできるかは分かりませんが、お近くにお越しの際は、是非ヤマウラ農園に寄って、林檎をお買い求めください。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。

果肉が紅い

数年前から（もっと前かも）果肉の紅い林檎が登場してます。
私も3.4年前に苗木を買ってきて植えてみましたが、昨年あたりから果実が実るようになり、今年食べてみましたが、果肉の見た目も華やかだし味もまあまあでした。
沢山は採れないので出荷は出来ませんが、興味のある方はいらっしゃいますか？
この林檎は「なかの真紅」という種類で、もう一種類育ててますが（ムーンルージュという品種）、まだ収穫にはならないので、また機会があったら紹介しようと思います。

台風19号による被害について

先日、台風19号で日本各地で甚大な災害が発生しました。
ここ信州も浸水等で多くの方が被災されています。
被災された方には心からお見舞い申し上げるとともに、早い復旧と安らげる日々の訪れを切に願っています。
さて、ヤマウラ農園のある飯綱町ですが、氾濫した千曲川の支流の鳥居川と斑尾川いう二つの河川があります。
今回の台風では二河川とも氾濫には至らず、大きな被害があったとは聞いていません。
また、強風が吹いてりんご等の果実の落下はありましたが、水害にあわれた所と比べると大したことは無いと思います。
当農園も、強風でリンゴは落ちましたが、台風の被害とすれば特に大きいわけではありませんでした。
ここ数日は、林檎のお客様から心配のお電話を頂きますが、大丈夫です。
例年並みに収穫できる予定なので、今年も宜しくお願い致します。

しなのリップ

新種の信州りんご「しなのリップ」が、ヤマウラ農園でも今年から収穫できるようになりました。
しなのリップは早生種で、お盆頃に収穫出来て、味も酸味甘味のバランスが良く、色付きもいいので、今後期待されてる品種です。
長野県内でも早い所では、もう1週間くらい前から収穫してる所もありますが、飯綱町は標高も高めで涼しい所（今年は暑かった）ですので、これからの収穫となります。
今日初めて、しなのリップを食べてみましたが、果肉は硬めで爽やかな感じで、この時期には合うりんごだと思います。

リンゴの花

今のリンゴの花の状況です。
今年は気温が高い日が多く、リンゴの生育も平年より大幅に早いペースで進んでいるようです。
私の飯綱町の畑ではまだ蕾ですが、長野市内ではちらほら開花してる畑を良く見かけるようになりました。
1週間から10日位早いのかなー
あまりこの時期、生育が早いと遅霜の被害が心配ですが、昨年の秋の日照不足のことを考えると、太陽が出てくれてるのはありがたいことだと感じてます。
今年は良い林檎が沢山出来ますように！

新ワイ化の畑に

昨年の12月、最後のリンゴの収穫が終わってから、幾つかあるうちの一つの畑（約20アール）のリンゴの成木33本を切り、伐根しました。
そして雪解けを待って、この4月に棚を作り、新ワイ化のリンゴの苗を395本、新たに植え替えしました。
写真は、左側は昨年の10月23日のもの、右側は今年の4月23日のものです。
新ワイ化の品種は、「ふじ」・「しなのゴールド」・「しなのリップ」の3種類。
昨年までは、８～9割が「ふじ」でしたが、今回同じ晩生種の「しなのゴールド」の補強と、新品種で早生種の「しなのリップ」を賭けで植えてみました。
「しなのリップ」は新品種で、お盆頃に収穫が出来、味も良いと言われていますが、この飯綱の土地に合うかどうか、不安を抱えたままの出発です。
今年は収穫にはなりませんが、来年以降楽しみでもあります。

開花

昨年の9月以来の更新です。
リンゴの収穫が始まる頃から急に忙しさが増し、地区の役員とも重なり、なかなか投稿が出来ませんでした。
ですが、今年も毎年のことですが、リンゴの花が咲き始めました。
畑や品種によっても違いはありますが、5月初旬から大体咲き始めます。
写真は、沢山咲いてる所の木をねらって撮影してますので、全体的にはまだまだ本当に咲き始めですね。
今年は、ふじの発芽言えば、平年より3日遅く、昨年より10日遅かったらしいので、開花もそんな感じで遅めのようです。

初めての秋映

信濃のリンゴ三兄弟と言えば、秋映・しなのスイート・しなのゴールドですが、当農園では秋映は今まで作ってませんでした。
一昨年に植えた苗から、ようやく秋映の第1号が今年生り、今日収穫しました。
同時期に採れるしなのドルチェと並べて写真を撮りました。
まだまだ今年のは小玉ですが（今年のドルチェは特に大玉で余計に小さく見えるかも）、その赤黒い色は秋映そのものです。
まだ少し採るのが早かったみたいで、ここらではもう少し黒っぽくなるようです。
秋映は、千秋とつがるを掛け合わせで出来た品種で、甘味・酸味共に中程度、果肉は硬めで果汁はたっぷりですが、サビが出やすい弱点はあります。
ここ飯綱町では、JAの指導もあってか、リンゴ三兄弟の中ではしなのスイートを多く作っていて、当農園もしなのスイートに力を入れていました。
ここ数年は、しなのスイートの収穫量も安定し、お客様の需要の多様化もあり、より多くの品種の栽培にチャレンジしていこうと思っているところです。
まだまだここ1、2年前に植えた苗からは、多くの林檎が収穫できるのは先の話ですが、地の利を生かし、美味しい林檎に育てていこうと思っています。

びっくり

林檎の摘果作業中、葉っぱをかき分けると、突然脱皮した蛇の皮。
急に目の前に現れると、後ずさりします。
時々、こういう場面には出くわすけど、心臓に良くないです。
でも、ほんの希に、生きてる蛇が木の上にいて、梯子上で作業してるときなんかは、びっくりして梯子から落ちそうになったことも。
自然界ではしょうがないことですが、出来れば会いたくない生き物です。