葉摘み作業の重要性

10月に入り、サンつがる、しなのドルチェと収穫も終わり、昨日からしなのスイートの収穫が始まりました。
ただ、それと並行してサンふじの葉摘み作業と玉回しもしていかなければなりません。
今は人手が足りず、知り合いにパートで作業を手伝ってもらってますが、葉摘み作業は地味な根気のいる作業で、そう簡単には終わりません。
でも、林檎に綺麗に色を付けるためには重要な作業で、避けては通れないです。
葉取らず林檎といって、最近では葉摘み作業をしない農家さんもいますが、需要がまだ色付きの良い林檎にある以上は、頑張って葉摘み作業をするしかないです。
葉っぱが太陽の光線を遮るように林檎にかかっていると、写真のように、林檎の表面が綺麗に色付きません。
写真は、葉摘み前と葉摘み後を2枚ならべたものですが、葉っぱがある個所は青いままなのがよくわかると思います。
サンふじの収穫はあと1か月後の11月初旬からですが、1か月間しっかり晴天が続いたとしても、葉摘みをしないと多分青い部分はそのままでしょう。
林檎の商品価値は、味や形、色、大きさなど様々ありますが、まずお客様が見るのは色付きの良さではないでしょうか？
そういう意味で、葉摘み作業は最も重要なリンゴ生産の過程の一つです。