昨日、「明日は出掛けて夕食後に帰るので、明日の夕食は
自分で食べたいものを買ってきたら」、「冷蔵庫にはカレールー
などはあるけれど、お酒のつまみになるようなものはあまり
ないわ、」と家内に云われました。そんな訳で昨日の夕方、
近くのスーパーへ行き鶏手羽先と鱈の切り身を買って来ました。
今日の夕方、そろそろ夕食の支度をしようと思い、昨日買った
鶏手羽先と鱈の切り身を冷蔵庫から出しました。鱈の切り身は、
バターでソテーしようと思い、バターを冷蔵庫から取り出し、胡椒を
準備して、塩は流しの下の大きな透明のプラスチックの容器に
入っていたのでそれを出しました。鶏手羽先は焼く前に塩,胡椒し、
更にターメリックを振りかけオーブンに入れてスイッチを入れて
焼き始めました。次に鱈を焼くためにフライパンを加熱しました。
ここで、ハタと気がつき、塩が何故こんなに大きな容器に入って
いるのだろうと思い、本当にこれが塩なのか、舐めて見ると塩辛い
味がしたのでやはり塩だろうと考えました。しかし、やはりこんな
大きな容器に入って居るのは変だと思い、念の為、家内に電話を
して尋ねたら、「それは重曹よ」と云われました。もう重曹を鶏と鱈に
かけてしまったと言ったら、水で洗い流して再度味付けをすれば
よいと云われました。鶏はもう焼き始めてしまったと言って電話を
切り、フライパンにまだ入れてなかった鱈は表面を水で洗い、味付けを
やり直し、鶏手羽先はそのまま焼きました。
重曹は昔、小学生のころ遠足に行く時、夏ミカンにつけるため必ず
持って行ったことを思い出し食べても問題ないと考えましたが、念の為、
インターネットで調べました。重曹はベーキングパウダーの変わりに
なることや、料理に色々と使用されており、勿論食べても何ら害に
ならないことを再確認しました。暫くして鶏手羽先が焼き上がり、食べて
みると大変美味しく、これは重曹のお陰だろうと感激しました。家内の話では、
重曹は台所やトイレの掃除にしか使わないそうです。