5月29日のブログで、猪の捕獲籠を置いてから2日後に30キロの猪が籠に
入った事を伝えたが、その11日後の昨日又捕獲した。前回とほぼ同じ
30キロの猪だったが今回は2匹同時に入っていた。前回と同様に銃殺後
処分となった。
猪駆除隊によると、猪捕獲籠には猪のほかに狸や鼬が良く入っている事も
あるとのことだが、捕獲籠設置後2週間以上経過したが、猪以外は入って
いない。4年前には家の周りにハクビシンが徘徊していたので、町の駆除係に
依頼して捕獲籠を設置して貰った。この時も設置2日後に籠に入ったが、
これはハクビシンではなく狸だった。引取りに来た町役場の係員は、ハクビシンの
場合は殺処分となるが狸だったので山に持って行って放逐すると教えてくれた。
ハクビシンは農家が育てている果実などを食い荒らすので捕獲処分の対象と
なっている。以前、近所の住人の民家の天井裏にハクビシンが住みつき、
ハクビシンの尿で天井に染みが出来て初めて気付き、捕まえて処分した事が
あった。農家の人の話によると、必ず収穫予定の前日に果物をハクビシンに
食べられてしまう事が多いそうである。ハクビシンも食べ頃を良く分かっている
ようだ。
猪は米等の地上の食物の他にミミズ、芋や球根など地中も狙うので1年中至る
ところに穴をあけ掘り起こしている。この前は家の前の砂利道に大きな穴が
何箇所も開いていた。砂利は10センチ以上の厚さで敷かれているが、これを
猪は鼻で蹴散らして穴を掘る。鼻が砂利で擦れて痛くないのだろうか。猪恐るべし。
福島原発事故以降鳥獣の狩猟、捕獲が少なくなったので福島にとどまらず他の地域でも増加しているものと思います。特に猪豚は猪以上に繁殖力が強く相当数が増えているようです。富岡の知人(猪駆除係)の話では1か所に30頭ほどの猪豚が集結している様子を何度も見たそうです。犬の匂いがする布は名案ですね。