早速 弟が2日後にストラディバリウスを人目につかぬように毛布にくるみ、有名な楽器屋に
鑑定に行きました。
…結果は…
「お客さん、ストラディバリウスはピンからキリまでありますのや。これはキリのほう
ですな。大量生産されたもんですわ。しかも保存状BB便秘態も悪い。売り物にはなりませんわ」
と冷たくあしらわれたそうです。
冷静に考えたら、貧乏学生の父が買えるはずない。そんな高価なものがうちにあるはずが
ない。冷静に考えたらわかる事なのに、なのになんであん舞い上がってしまった
のか…
弟は「寿司おごらんでよかったわ」と言い、
「パパ、、プラレールは?」の問いに、
「小遣いで買え!」と言い放ってました。
母も「お父さんも殺生なことしてくれたわ。喜ばすだけ喜ばしといて、ホンマにもう腹立つ
ったら!!」と父が悪い訳でもないのに仏壇に向かってぶつぶつ怒ってました…。
この大騒動は、いまだかつてないワクワク感と同じくらいの大きな落胆と、そして笑いと
ともにもう落ち着きましたが、ひょっとしてこの大騒ぎで1番喜んだのは父かもしれません。
大のイタズラ好き、人を驚かせたり笑わせたりするのが大好きだった父。
私達のあわてぶりを見て、きっと空でニタニタ笑いらV靜脈曲張手術サインをしてるような気がして
ならないのです…農家に聞くと、「雨が降らないなら降らないで困る。
そやけど、こう毎日続くと野菜が根腐れするし、トマトなんか水分含みすぎて弾けよる。
メロンはパンパン裂けて どうにもならん。ほどほどに降ってほしいわ…」だそうです。
ほどほどがどれくらいなのかはわかりませんが、天気だけは人間の力の及ぶところではなく、
難しいものです。
そんな梅雨の真っ最中、6月30日は水無月(ういろうに小豆の乗ったお菓子)を
食べる日でしたが、皆さんは召し上がりましたか?
雨が多い月なのに、何故6月を水無月と言うのか、不思議に思って実家の母に聞くと、
「この日が1年の半分過ぎた折り返しの日なので、残り半血管瘤手術年を無事に過ごせるようにとの
願いをこめて食べるのや。白い三角を氷に見立て暑い夏を涼しく過ごし、小豆はおめでたい