6月3日。ラス・バブというお店のブッキングライブに出ます。初めてのところです。このあたり、大阪では北新地というと、一等地なのです。まあ、様々なお店がありますから、一概には言えませんが、普通に高いところです。私は今まで行ったことがありません。付近を通ることはあっても、お店に入ったことはありません。以前、リフォームの仕事をやっていた時に、このあたりで工事していた業者が居て、とてつもなく高い備品の取り付けをやっていたのを見た記憶があります。そんなところでチャージ1,500円、ワンドリンク付きなんて、安すぎ。このフライヤー、元々は動画で、もっとキラキラしています。北新地らしいと言うか、らしく無いというか、女性らしい作りというか、本当は男が作ったのを女性が作ったと言ってるのか、真相はわかりません。私の出番は17:15からです。
新世界ヤンチャーズというライブスペースが西成区鶴見橋にオープンしました。作ったのは西成の神様。この方の名前を初めて見た時、ウソだと思ったのですが、神川様夫というお名前なので、神様。神様のこのライブスペースに対するコンセプトは、家に居るみたいなライブがしたい、ということなので、ステージにはソファ、アップライトのピアノ、カーテン、スツール、ちょっとアンティークなチェアなどがおいてあります。また、マイクスタンドは目障りだというので、床から2.3mぐらいの高さにコンデンサーマイクが2本セットしてあり、ソロのライブならほぼ間に合う作りです。吹抜けで床から約6mの高さにピンスポ、大型の舞台照明、極めつけはプラネタリウムまで。まだ細部は工事中とのことですが、このあたりではまずピカイチの雰囲気と設備です。私も歌わせていただきましたが、演奏しやすく、音も良いです。ここでのライブは、基本テーブルチャージ500円、ミュージシャンには投げ銭、あと、飲み食いということになります。こういう場所が出来ると使ってみたいと思いますが、集客見込めるイベントを考えよう、というところです。
私の家には、お仏壇、神棚、三宝荒神という三箇所の礼拝場所があります。お仏壇のお茶とお水、お供えは毎日取り替え、神棚と三宝荒神はお水と花瓶の水は毎日、お米とお塩は1日と15日に取り替えます。神様って居るんですか、と聞かれたら、私は居ないと答えます。居ないけど、働いておられます。空気や水、光、風、あるいは微生物、また、細胞、草、木、といった工場で作ることが出来ないもの。物理的にという意味ではありません。地球上の空気の全てを作る工場はありませんから。そういったものの全ては大自然と名付けられた働きによるものですが、そこに秩序を保つ働きを私は神と言います。空気の組成が少し変わっても私の生命は存続しない。水だって、光だってそうです。誠に微妙なバランスの上に存続しています。それを崇める人も居れば、無関心な人、考えない人も居ます。考えないから命が無くなるということは無いみたいですが、どちらにせよ、このバランスを人間の手で作ることは出来ない。少なくともいまのところは。もし、それらが人間の手で出来るようになっても、命の存続を許す働きが止まれば、やはり、この生命の循環は止まるでしょう。祈るというのは、いわゆる神頼みなのかもしれません。しかし、太陽が昇り、1日が始まるという、この素晴らしい惑星の有難さに対して、無関心ではいられないのです。
大阪南港のATCは土日ともなると、こんなアニメキャラクターのコスプレで歩いている人がいます。子供達には結構人気があります。元々はコスプレで写真を撮ることが目的だったと思うのですが、今はパフォーマンスの場ともなっている訳です。人間、ある対象が好きになると、その対象になりたい、なりきりたい、もう、全てを捧げてそのものになってしまいたい、という願望を持つことがあります。男女でも、男同士、女同士でもそういった傾向はありますし、それが無いと、文化や芸術は継承されないかもしれません。ミュージシャンも、偉大な先人をリスペクトして、真似し、そこから新しいものが生まれてきています。東京ボブ・ディランというミュージシャンなんかも、ディランの歌い方、しぐさ、スタイルを真似てライブをやっていますし、大阪ではボブ・浅野というミュージシャンがいます。どんどん真似して、リスペクトして、そこから脱皮していけば良いと思います。