障害と英語と夢と

16歳で障害者になった40代主婦。
苦しみ続けた日々と人生を変えた独学英語について

英語との出会い

2016-08-28 00:34:17 | 私のこと

英語に出会ったのが34歳です。(16歳までは学校で英語を習っていたのでやり直し英語ですね)


私は23歳で結婚し、子供が二人います。
障害者としての自分を受け入れきれないまま、一応社会復帰もし、
結婚、出産もできました。

でも心のどこかに大きなトラウマを抱え、何とかして障害を隠したい。
普通に健常者として受け入れられたい。それだけが私の目標でした。
逆にいうと障害者扱いをされたり差別をされることが怖くて仕方ありませんでした。

人を見ると左手に目が行き、それが子供であれお年寄りであれ
左手が動いていることが羨ましく、劣等感を感じました。


でも生来負けず嫌いの私は、自分はこんなもんじゃない、私はもっと色々できる人間。
この障害さえなかったらもっと堂々と生きて世間にも認められるのに・・・。
あれもこれもできるのに・・・。

この障害さえなければ・・・。

そんな満たされない日々でした。


その頃、ちょうど世間ではインターネットブームが起きていました。
各家庭にインターネットが普及し始めた時期でした。
パソコンに詳しかった主人のおかげもあって、私はインターネットを使って
家で仕事ができるようになりました。

人に会わなくてもいいし子育てもしながらできる。
結構稼げるし、もうこれでいいやと思う反面、人に会わない孤独と不安もありました。
それが約8年ほど続いたでしょうか。

その後インターネット市場も飽和状態になり(私がやっていたのは物販です)
そろそろ潮時かなとも感じ、思い切って他の仕事をしようと思うようになりました。

そしてひょんなことから営業の仕事をするようになりました。
右も左も分からない私でしたが、負けず嫌いの私は一生懸命でした。
営業はある意味一匹狼なので、結果さえ出せば障害者でも
差別されず認められるかもしれないと思いました。

営業のテクニック関連の本やオーディオブックを聴きまくり
実践した結果、たくさんの収入を得られるようになりました。
それなりにやりがいもありました。


しかし3年間営業をやってみて、毎月のノルマ、営業成績も毎月リセットされる
この仕事を定年まで続ける自信もないし魅力も感じられなくなりました。

何より、ここでいくら頑張ってもやっぱり健常者にはかなわないし、
私がやりがいを持って堂々と生きていける世界ではないと感じました。


前置きが長くなりました。

そんな時です、ある日突然
英語をしよう!そして英語を教える仕事をしよう

と思い立ったのです。このときの私の英語レベルは "This is a pen."レベル。
周りの人からすれば、頭おかしくなったのか?大丈夫か?
という状況でした。

それでも私はそのときの上司に「英語を教える仕事がしたいので辞めます」
と言い放ち退職しました。


これが私の英語との出会いです。

次は何から手を付けていったのかについて書きますね。

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