私がタンポポを薬草と知ったのはソウルオリンピックの年1988年です。
春の野山に可愛く咲くタンポポ。
このタンポポを薬草と知ったのは、ソウルオリンピックが開催された年でした。
連夜の暴飲で体調を壊し、韓国で心細くなっていた時、東洋漢方医の友人から高麗人参とタンポポの煎じ薬をいただきました。
その友人は「とことんまで健康で臥したら人生の終焉を受け容れる」を理念に掲げ、野草や民間薬草を食事として摂り、免疫力を高め自然治癒力を強化しながら病気の予防と体質改善を実践提唱していました。
私も帰国後、その趣旨にならい自分流の方法で野草や民間薬草を食べながら実践してきました。
そして15年ほど前から近くの家庭菜園を借りて、タンポポ栽培を始めました。
以来栽培方法に工夫を重ね、ようやくタンポポが野菜として栽培できるようになりました。
「野菜たんぽぽ」は、私の造語です。