3年ぐらい前から川で釣った天然アユを頂かなくなりました。
アユ釣りが趣味だった人たちがみんな高齢になり、釣りができなく
なってしまいました。6月から9月頃までおすそ分けのアユに
舌鼓を打ったものですが、寂しいかぎりです。
昔、わたしが育った家では、父が6月のアユ解禁日になると、相模川に
アユ釣りに行き、たくさんのアユを釣ってきました。それをさばくのは
曾祖母の役目で、大きな火鉢に炭を赤々とおこし、その周りに串刺しにして
塩を振ったアユを並べ、熱が逃げないように新聞紙で囲むのです。
取った腹わたは塩をまぶしウルカにして祖父や父の絶好の酒肴になりました。
そう言えば相模川では落ちアユをやなで捕って塩焼きにして
売っていましたが、今はどうなっているのでしょう。
落ち鮎の 寂しき響き やなの小屋
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます