かつての最速男、伊良部秀輝が亡くなった、とのニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110729-00000121-yom-spo
42歳。自殺との報道もあるようだ。
・・・信じられん。
その剛速球と風体から、マスコミによって豪胆なイメージがつくられたが、
速球だけでなく、フォークボールをはじめ他の変化球を駆使したピッチングスタイルは、
「豪胆にして繊細」であった。
日米球界での輝かしい栄光と挫折、事業失敗・暴力という転落の人生は、
ずっと日米マスコミの格好のネタだったが、
少なくとも野球選手だった時代のご本人は、ピュアで、
言葉の選び方がうまくなく、よって誤解も多いように見受けられた。
同僚で、中日で現役の佐伯が聞いたらどう思うだろう。
昨年10月に亡くなった大沢啓二が聞いたら、間違いなく「喝」だろう。
「はや過ぎるぞ、伊良部クラゲ」
ご冥福を祈ります。合掌。