備忘録として、
新築15年目になる一条ハウス。
クローゼットやパントリーの折れ戸は一度も不具合がないのだが、
階段下収納の折れ戸は、その他の折れ戸と比較してややチープな作りです。
過去に折れ戸ランナーのプラスチックが折れて、修理してもらったことがあります。
アフター履歴を見ると2021.4だったよう。
最近、その折れ戸の開きがスムーズでなく、どんな問題か、分析、調整をしてみることに。
折れ戸が沈み、下のレールに擦れて、摩擦で動きが悪くなっています。
同じ折れ戸がもう一枚あり、調子の良いものと比較します。
問題ない方は折れ戸が浮いています。
下のランナーは脱落防止で、ドアを持ち上げる力は全くないので、ドアの高さや角度を調整する必要があります。
両方とも外して、どこが違うのか分析です。
問題がある方は、
①2枚の折れ戸に若干の高さずれがある。が、これを修正することは出来そうにない。
②全体に軸側が高く、斜めである。が、これを垂直に調整する術もなさそう。
③軸側の下の部品がやや短い。⇨これなら調整できそう。
下側の軸部品と、ランナー部品。
問題がある方(左)は軸部品が7mmくらい。 良い方(右)は10mmくらい。
ランナー部品に問題なし。
ナットを回すと、軸が伸びたり、縮んだりします。
実は二度三度調整しましたが、最終的に、12mm程度まで伸ばしました。
軸を伸ばすと、ドアが縦に長くなることになるので、戻しにくくなります。
戻すのに四苦八苦しましたが、なんとか戻せました。
ドアが浮いた状態に戻り、スムースに動くようになり調整完了です。
折れ戸ランナーが壊れた時に一度外したことがあるので、外すのは問題なくできました。
折れ戸の上の部品は全てばねで縮みます。
マイナスドライバーなどで、両方とも縮ませて、レールから外せば、すぐ外れます。
上を外して、折れ戸を手前に傾けて、下もレールから外せば、取り外せます。
重いので、大変ですが、床を痛めないよう、そっと外します。
入れるときは逆の順で。
当初は軸下の部品を短くしてあったので、簡単に入りましたが、軸下の部品長く出すことで入れにくくなり、苦労しました。
コツ)
①軸の入る穴がどこにあるかわかるように、床に印をつけておくと、オリエンテーションがつけやすい。
②軸側下をまず入れて、下ランナーを入れる。その後、上のふたつを縮ませながら入れる、という手順が良い。
軸側を上下入れて、下のランナーが入らなくなり、仕切り直しが必要になった。
③軸側上の部品が穴と違うところに入ると厄介なので、いざ入れるまでは、手前で待機させる。本来の穴の外側の溝に入って取れなくなり、大変な思いをした。
なんとか、なおって良かった。
終わって、今ブログを書きながら、気づいたけど。
上の軸穴の受け部品を左右に動かすことができたかもしれない。
上の軸受け部品を動かせば、斜めになってる状態を修復できたかもしれない。
もうやり直す気がないけど、次回不具合が出たら、それをやってみよう。
さらに、後日、一条のメンテナンスガイドに、外さず調整する方法が載ってました。
【一条工務店 メンテナンス】クローゼット扉の調整方法は? - 一条工務店 メンテナンスQ&A (kuwashira.com)