![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/e0/9995f3bd6e03014743955c7da7e00506.jpg)
えーっと、前回のつづく、です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/18/cf7ccf2b94d12f82499024fa67c3a142.jpg?1723842503)
容器に水を汲んで、ポチャっとつけてしまいましょう。まだ完全には漬かりませんね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/70/22af93240287d1fca933594839cc43e1.jpg?1723842809)
そこで、表面張力を消しつつ、防腐効果を狙って、初挑戦の柔軟剤を注入。なんか、溶けないですね〜。ミスチョイスかも。ま、ぐるぐるーっとかき混ぜて、ごまかしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4b/ff3702eee6f24f61ac24e5f7547b5020.jpg?1723844592)
ん?まだ完全には浸かっていない。触角硬いと、折れてしまうやないですか!仕方ないので重し重し…![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/0c/47a2b1f79c6c01c9f713231e7a24fd3f.jpg?1723844992)
あ、いいところに産卵促進用ハイカロリーゼリーがありますね。これで強制的に沈んでもらいましょう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/3b/f466abe0ca76da5174f06a6eb80ade87.jpg?1723845311)
お、これは、日本産スズメバチコンプリート(16種、外来種除く)記念になった、ヒメスズメバチではないですか!まあ、標本は全て前職場に置いて来たので、無いんですけどね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2b/6b161ea87d80f2cc98d7da5656ba42fc.jpg?1723845986)
他にも、標本にしたい物を放り込んで放置!いや、ホントは、やわらかくなったかどうか、時々チェック!してくださいね~。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ed/e66e511485feff2251a2165004895fa8.jpg?1723846313)
チェックポイントは、ここ!![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/35/07dbb837ff695c726a7fb39693744d7e.jpg?1723847125)
何事も、柔軟体操は必要です。特に前脚、ちゃんと前に伸ばせますか?バネの様に元の位置に戻ってしまう様なら、軟化液に戻しましょう。せいては事を仕損じる、というヤツです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e6/4433422d817ed10ea7cd6bb9f72f96d0.jpg?1723847610)
あ、写真の順番を間違えてしまいました。コットンにのせる前に、ティッシュの上で、水切りしながら、ほぼ形が整うまで柔軟体操です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d0/a3444a99cb9130983989ad7fe1a6b508.jpg?1723847931)
標本の形に、それほどルールはないのですが、上から見た時に、あまり隠れて見えない場所を作らない事、逆にあまり広げ過ぎて場所を取らない事、ぐらいで、左右対称の方が、カッコいいよね~、程度で、あとは自由!![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/62/7f0dbd7b668603f33c9891cd5745410a.jpg?1723849821)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/aa/202ad54ef64060b869d70c531b35c21b.jpg?1723857679)
こんな可愛いタッグでいいので、採集場所、日付、取った人の名前、他に気になったことも、書いて、ケースの上から貼っておけば、とりあえずOKでしょう。
道具を揃える、とこまででしたね~。
でわ、実践編ですね!
まずは、虫さんのご遺体を、やわらかくしないといけません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/18/cf7ccf2b94d12f82499024fa67c3a142.jpg?1723842503)
容器に水を汲んで、ポチャっとつけてしまいましょう。まだ完全には漬かりませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/70/22af93240287d1fca933594839cc43e1.jpg?1723842809)
そこで、表面張力を消しつつ、防腐効果を狙って、初挑戦の柔軟剤を注入。なんか、溶けないですね〜。ミスチョイスかも。ま、ぐるぐるーっとかき混ぜて、ごまかしましょう。
ちなみに、チョイ前の主流は、漂白剤の"手間なしブラ◯ト"だったので、皆さんはそれを、本ちょびっとですよ!入れていただければ、ゾウカブトクラスの巨大昆虫でも、その日の内にやわらかくなります。多分…。というのも、それ、効果が強過ぎて、"あ、忘れてた"とかなると、"手間なし"どころか、"手もなし(脚もなし)"の、バラバラ死体になるんですよ。ゾウカブトさんも、めっちゃピース数多い立体パズルになってしまい、心が折れた苦い過去が蘇ります。ので、使うなら、その日の内に引き上げるのをお忘れなく〜。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/4b/ff3702eee6f24f61ac24e5f7547b5020.jpg?1723844592)
ん?まだ完全には浸かっていない。触角硬いと、折れてしまうやないですか!仕方ないので重し重し…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/0c/47a2b1f79c6c01c9f713231e7a24fd3f.jpg?1723844992)
あ、いいところに産卵促進用ハイカロリーゼリーがありますね。これで強制的に沈んでもらいましょう。
ついでに…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/3b/f466abe0ca76da5174f06a6eb80ade87.jpg?1723845311)
お、これは、日本産スズメバチコンプリート(16種、外来種除く)記念になった、ヒメスズメバチではないですか!まあ、標本は全て前職場に置いて来たので、無いんですけどね。
いやー、思えば14種まで町内で採れる、ワイルドライフないいところに住んでたなー。
ちなみに、ヒメスズメバチは、アシナガバチ食いで、内地では普通種。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2b/6b161ea87d80f2cc98d7da5656ba42fc.jpg?1723845986)
他にも、標本にしたい物を放り込んで放置!いや、ホントは、やわらかくなったかどうか、時々チェック!してくださいね~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ed/e66e511485feff2251a2165004895fa8.jpg?1723846313)
チェックポイントは、ここ!
前脚基節!この種類だと、丸いボールジョイントみたいになって、半分以上、体に埋まってます。ここがクリクリと前方に回るようなら、OK!硬いな、と感じたら、もう一度軟化液(上で作ったもの)に戻しましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/35/07dbb837ff695c726a7fb39693744d7e.jpg?1723847125)
何事も、柔軟体操は必要です。特に前脚、ちゃんと前に伸ばせますか?バネの様に元の位置に戻ってしまう様なら、軟化液に戻しましょう。せいては事を仕損じる、というヤツです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e6/4433422d817ed10ea7cd6bb9f72f96d0.jpg?1723847610)
あ、写真の順番を間違えてしまいました。コットンにのせる前に、ティッシュの上で、水切りしながら、ほぼ形が整うまで柔軟体操です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d0/a3444a99cb9130983989ad7fe1a6b508.jpg?1723847931)
標本の形に、それほどルールはないのですが、上から見た時に、あまり隠れて見えない場所を作らない事、逆にあまり広げ過ぎて場所を取らない事、ぐらいで、左右対称の方が、カッコいいよね~、程度で、あとは自由!
コットンの糸にうまく引っ掛けるイメージ(あまり絡めると、外す時に爪が取れたりして、心が折れます)で、まずは体幹を整える!胴体(鞘翅に被われている、中・後胸及び腹部の複合体)、首(前胸)、頭、と順にコットンの中心にまっすぐ整えましょう。脚や触角を整えていると、体幹がズレる事があるので、都度修正しましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/62/7f0dbd7b668603f33c9891cd5745410a.jpg?1723849821)
まあ、整えたら、ケースにインしましょう。このケース、イマイチかもです。フタを閉じる時に、ナナメにロールしながらしまって来るので、どうしても形が崩れてしまいます。閉じながら、隙間からピンセットを突っ込んで、整えなおす、という離れ技が必要になります。
ポピュラーなのは、"イクラ箱"という、そのままズバリ、イクラを平たく、沢山入っている様に見せる、透明のケースです。弁当箱の様に、平たくフタの開閉が出来て、たくさん重ねておけるスグレモノです。
ただ、本来は紙を折って包む、タトウというものですので、プラケースの場合、湿気を逃がす機能が足りません。パチっと閉まらずゆるゆるのケースで、代わりに正◯丸などを周りに転がすなり、ケースに入れるなりして、防腐処理をしましょう。コナチャタテなどの食害も防げるのかな?気になれば切らずに使える防虫剤なんかも、必要かもです。
いずれにせよ、よく乾いたクーラーかけっぱなしの部屋に置いて、様子をチョイチョイ(あ、河内音頭の走るやつじゃないですよ)確認しましょう。
あ、最後に、ラベル。これがないと、標本にはなりません。誰かに見てもらって調べてもらう必要ない、ただの飾り、だというならいいです。しかし、新種や初記録やったらどうします?ラベルないというだけで無効になったら嫌でしょう?なので、えい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/aa/202ad54ef64060b869d70c531b35c21b.jpg?1723857679)
こんな可愛いタッグでいいので、採集場所、日付、取った人の名前、他に気になったことも、書いて、ケースの上から貼っておけば、とりあえずOKでしょう。
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