TaizanのWhite Mountain

北部白山管理人&中宮温泉くろゆり館主がお届けする白山情報満載!

初雪の中宮道 滝ヶ岳

2021-10-25 | 白山情報

今年の初雪は白山山頂から一気に標高1,400m付近まで舞い降りた。例年なら何度も山頂部が白くなってから徐々に山麓に下りて来るものなのだが、大陸から南下した寒気の規模が大きかったようだ。これも2年も続くコロナによる経済活動の停滞による、地球環境には本来の姿を取り戻しつつある証なのだろうか?滝ヶ岳付近の紅葉と初雪の彩りを期待して行っては見たものの、断続的にミゾレが降り続き、紅葉前に雪化粧してしまっていた。しかし、静寂に包まれた森の空気は凛として、心が鎮まる落ち着きを醸し出していた。

刈り込んだ登山道も一筋の白い帯となり、16年目の北部登山道整備の幕が下ろされた。来春には雪どけと同時に陽光が地表を暖め、草花が咲き誇りササを抑えてくれることだろう。

 


紅葉情報 白山国立公園南西部 加越国境の山々

2021-10-15 | 白山情報

赤兎山の頂上から避難小屋にかけて紅葉が見られるが、ナナカマドの葉は落ちていて全体的には赤い色が少ない印象だった。避難小屋から少し先に進んだ市ノ瀬へと流れる三ツ谷川の上流、中の俣川の源頭部の見晴台に行くと、高度感が有り眺望が素晴らしい。足下の森が紅葉に彩られるのはもう少し先になるだろう。

大長山はその昔、応頂山と書いていた通り、白山連峰を真正面にそれぞれの頂が屏風のように立ちはだかる絶好の眺望ポイントである。まさに各々の頂に応じる山であり、大きい長い山は単なる当て字に過ぎない。白山の反対側には勝山から永平寺方面に流れる九頭竜川の壮大な景色が広がる。紅葉は今週末辺りが見頃だろう。

 

 


白山紅葉情報 三方岩岳周辺

2021-10-14 | 白山情報

三方岩岳の山頂付近では、今週末辺りが紅葉の見頃だろう。

登山口のとがの木台駐車場付近は、カエデやツツジ系の木々の紅葉が始まっていた。

途中の国見山展望台駐車場付近ではまだ色づきは無かった。中宮温泉周辺が紅葉を迎えるのは文化の日の後の週末頃だろうか??


白山紅葉 最新情報

2021-10-09 | 白山情報

【室堂平10/08】

夕日に染まる室堂平の紅葉

 

【加賀禅定道10/08】

長坂から清浄ヶ原方面の斜面の色づきが見事

 

【お花松原10/09】

今週末が最後の見頃となるだろう

 

【北弥陀ヶ原10/09】

白山の高山帯の数ある池塘で、初めて水鳥が泳いでいるのを目撃した。渡りの途中だろうか?紅葉は終盤を迎えている

 

 

 

 

 


北部白山 紅葉最前線

2021-10-01 | 白山情報

高山帯では紅葉が見頃となって居り、今週末が最高潮となるだろう。

【9/25の加賀禅定道上部】

天池と四塚山

天池から油池

油池から天池方面

 

 

【9/29の中宮道】

ゴマの頭でのご来光 

火の御子峰

三俣峠方面と山頂部

間名古付近

天空回廊中宮道 手取川源頭部シンの谷最上流鞍部からゴマの頭(右上端)に向けて続く登山道 まさに天上の奥座敷

北弥陀ヶ原の枯れ野原

 

【中宮道下部】

9/30滝ヶ岳からの北部白山 例年ならもう2週間もすれば、山頂部は雪に覆われ山腹は紅葉に包まれる。

 


小桜平避難小屋物語

2021-08-29 | 白山情報

小桜平は北部白山の中でも独特の雰囲気を持つ地帯で、天空は広く開けて星空観察には最適、小屋の中から腰を起こせばご来光が拝める。何とも贅沢な避難小屋がたたずんでいる。

この避難小屋も建て替えられてから11年の歳月が経った。

私が北部白山に関わり始めた頃、この避難小屋は窓は壊れて崩れ落ちボロボロで泊まっていても薄気味悪い感じだった。それを平成19年(2007)に仮補修してもらい、秋には有志でペンキ塗りした。屋根に上ってトタンも赤く塗装し直した。

そして遂に平成22年には旧避難小屋の隣に新築されて現在に至っている。

工事期間中、大工さんにせっせと星山ホルモンを運び、いろいろ使い勝手が良いように細かい細工をしていただいた。その一つがちゃぶ台である。これが有るのと無いのでは食事の時の快適さが大違い。外には旧避難小屋の廃材を利用して立派なテーブルやベンチを作っていただいた。天空の広い小桜平で食事をするには最高の野外レストランである。その他、水が湧き出している源を探し、大工さんにツルハシを借りて岩を起こし掘り下げて、現在の水場となっている。秋の渇水期には涸れることも有るが基本的にはかすかに湧き出しており、冷たければ溜まり水では無い証拠。虫が浮かんでいても底の方から汲み上げれば大丈夫で有る。ひしゃくは小屋の内部に青いプラスチック製の物を備え付けてある。

小桜平は年々乾燥化が進行しているが平成19年当時、登山道が湿地の中を通っており、踏圧で排水路になり乾燥化に拍車を掛けていた。旧避難小屋の廃材をもらって下段まで担いで下ろして木道にしたり、木の板を当ててそれ以上排水が進まないよう土留めをしたので何とか今の姿が保たれている。

この天空の楽園を訪れる方々みんなでこの自然を受け継いで行ってもらいたい。

小桜平上の分岐点から下が楽々新道。七倉辻から始まる岩間道は今年開通101年目である。

 


夏山避難小屋の利用について

2021-07-22 | 白山情報

昨年より北部白山を歩かれる登山者が急増している。これは大変良いことだが、多人数のグループによる山行計画に避難小屋を使うのは考え物だ。北部には野営場が無く国立公園計画に問題があり、以前からテント場を北部に設けるよう要請しているが、実現していない現状。であれば、緊急避難的に避難小屋周辺にビバークすることは認めて良いと考える。この4連休もかなりのグループが北部各所を縦走する計画を聞いている。小桜平であれば小屋前の広場、ゴマ平は小屋前の平地又はゴマ平園地(かつての護摩堂跡:避難小屋より50メートル下方の谷側平地)、奥長倉避難小屋は裏手広場(草刈済)に緊急的避難的にビバークするのは、密を避ける意味でもOKであろう。北部を歩かれる方は長丁場のため、予期せぬトラブルに遭遇するかも知れない。是非ツェルトを携行し、自身の身の安全の確保に努めて貰いたい。

奥長倉避難小屋の前方角に雨水集水バケツを設置した。トイレを汚した場合など小屋の清掃水として利用して欲しい。使用後は必ずこの位置に戻して欲しい。奥長倉避難小屋の場合、屋根の形状が特殊で雨どいを設置できず、唯一この場所がピンポイントで雨だれが落ちる。

加賀禅定道は天池周辺に雪渓がまだ残っている。油池から下方100m強には谷に秋でも涸れない湧き水がある。

小桜平には玄関から広場テーブル奥方向に湧き水が有り、小屋に設置してあるヒシャクでくみ上げられる。見返坂上の清浄ヶ原手前には雪渓が有り利用できるだろう。

ゴマ平は小屋の裏手(北縦走路100m弱)に芳醇甘露な十分な湧き水がある。

三ノ峰には避難小屋玄関を出て岐阜側下方にまだ僅かに雪渓が残っている(17日、土曜現在)

避難小屋を出る時はゴミを残さず、次の利用者に配慮して退出して欲しい。


三方岩岳

2021-06-19 | 白山情報

6/19(土)に2年ぶりの開通となる石川県側のホワイトロード。三方岩岳ハイキングがお手軽に楽しめる。少しでも標高の高いところからスタートしたいのが登山者心理では有るが、三方岩駐車場での長時間の駐車は観光客への迷惑になるので、とがの木台駐車場を利用して貰いたい。

駐車場には水洗トイレも有るので安心。瓢単谷上園地の看板横の階段を登って行くが、最初の見どころはクロベ(飛騨ではネズコと呼ぶ)の巨木群である。

その中でも特に異彩を放つ巨木はこの森の守り神とも言える存在感で鎮座する。長年の風雪に耐えた幹は二つに裂け一方の先端は折れているがそれでも逞しい姿で堂々としている。この気迫を感じて欲しい。

展望台の有る尾根に出ると視界は一気に広がり、主峰白山連峰や北ア方面の眺望が良い。

三方岩岳に向かって進むと左手(東側)には北ア連峰が近く見える。三方岩駐車場からの登山道からではこの眺望は楽しめない。

登山道脇にはタムシバやコバイケイソウ、足元にマイズルソウやゴゼンタチバナなどまだ春先の花々も混じって咲いている。特筆すべきはササユリの多さで近年再開されたこのルートでは、陽当たりも良くなり本来の在来種であったササユリが復権し増殖している。花期は6月の下旬からが見頃であろうか、まだ蕾の状態だ。

三方岩岳(三角点1,736mの有るのは更に奥、飛騨岩頂上なのでご注意)からは更に眺望が良く、まだまだ大量の雪渓を湛える北部白山エリアの奥深さが伺える。(大汝と七倉鞍部に有るお手水鉢から地獄谷火の御子峰方面への広大な斜面はまだまだ滑降可能だろう。)時間が有ればここから野谷荘司やモウセン平、更に健脚者は妙法山への日帰りは十分可能だが、ホワイトロードゲート閉鎖時間が有るので間に合うように注意して貰いたい。下山したら中宮温泉くろゆりで汗を流して帰られたら宜しいかと・・・。

 


中宮道ゴマ平と北縦走路シンノ谷周辺

2021-06-03 | 白山情報

中宮道はとてもきつい急坂から始まり、1.9㌔でようやく平坦な清浄坂の頭となる。しばらく進むと馬のせごと呼ばれるやせた岩尾根では展望が開け、岩間道薬師山の背後彼方に剣ヶ峰や大汝峰が現れる。湯谷頭を巻くように進み、登山口から5.5㌔でシナノキ平避難小屋となる。周辺ではまだ残雪が残り、登山道はカタクリの花に覆い尽くされていた。

シナノキの巨木を過ぎて急坂(イチイ坂)を越えて行くと滝ヶ岳である。ここに立つ標柱には長年クマのいたずらとの戦いの歴史が盤面に刻まれている。クマに標柱をかじられ、盤面が剥されると翌年には針金を携え縛り直す。また次の年には引きちぎられ、紐で縛り直すと更に次の年にはまた引きちぎられ・・・何年こんな事を繰り返しただろうか。今では盤面が木端微塵に引き裂かれ、標柱脇に散らばっていてそれからはもうこのまま読める状態に並べて地面に置いてある。標柱はかじられ角が無くなり、クマの口まわりの毛であろうか、今でもかじり跡の至る所に残っている。悪さをするクマとの長い歴史がそこに刻まれている。もうこちらが諦めた状態である。

滝ヶ岳は北部白山の大展望が楽しめる場所でもある。北側斜面にはまだまだ豊富な残雪と新緑とムラサキヤシオのピンクと青空が光輝いていた。さらに高度を上げて行くと標高1800m辺りでようやく雪がつながり始め、直ぐにゴマ平避難小屋に到着である。中宮温泉から10㌔の距離で室堂まで20㌔の丁度ど真ん中。ここから白川郷へ下る北縦走路の分岐点でも有る。小屋はとてもきれいで近くには渇水期でも豊富な水量の湧水が有り実に快適だ。北部白山の管理を始めて今年で16年目。その前からの利用も含めてハッキリ数えては無いが、通算で100泊以上はここで過ごしている我が家の様な小屋である。近年マナーの低下か利用者の増加か、ゴミを捨てて行く人がまあまあ居るので悩ましい。こちらも目いっぱいの荷物を担いでいるので、ゴミが増えると下山も重労働。荷物の重量が変わらないか、時には増えている事も有る。これまで一番信じられなかったゴミはフルボトルのワインの空き瓶や単行本、マンガなどが上げられるが、細かく言うと枚挙にいとまがない。ここで素晴らしい夕暮れを迎えて翌日は北縦走路へと進む。

この時期の北縦走路は地図の通りに進むと残雪の急斜面トラバースの連続となり非常に危険だ。一旦ゴマの頭まで登り上げてからウサギ平を経由しながらシンノ谷へと下って行くのが安全だ。しかし時折激しい藪に阻まれる事も有るので、途中からは登山道を忠実にトレースして行くしかない。シンノ谷ではまだまだ豊富な残雪に覆われてシンボルとなる鉄橋がようやく半分顔を出したところだった。ひと雨前ならまだ完全に雪の下になっていて、この橋を確認出来なかっただろう。今年も大量の積雪に耐えて無事であってくれて安堵した。

手取川の源頭部シンノ谷を登り詰めると三俣峠に出る。その少し先の石川と岐阜の県境は手取川と庄川の分水嶺だ。今はまだびっしりと雪が谷を覆い尽くしていた。もう一度ゴマの頭まで登り上げ、その先の間名古の頭や北弥陀ヶ原方面はびっしりと雪に覆われていた。以上今回の巡視はここまでとし、ゴマ平避難小屋に帰還する。

 

 

 


砂防新道より

2021-05-15 | 白山情報

石川県緊急事態宣言の折、市ノ瀬ビジターセンターなど公共施設は閉鎖されている。道路は市ノ瀬まで開通しているが、六万橋ゲートは閉鎖されている。

雪は別当覗きの下辺りから繋がり始める。甚ノ助避難小屋は半分ぐらい雪で埋まっている。登りは砂防新道をトレース、帰りはエコーラインを下りた。登山者は多かったが、スキーヤーはまばらだった。

雪面はGWに降った雪のお蔭か、凸凹や縦溝が無く滑らかで滑りやすいが、黄砂の濃い部分はストップスノーで前転仕掛けたのでスピードは控えた方が良い。まだまだ滑れる5月中旬の白山だった。

 


楽々新道 小桜平避難小屋点検

2021-04-27 | 白山情報

GW前恒例の楽々新道小桜平避難小屋点検へ。ご覧の通り小屋の玄関ドアは雪で塞がっているが、周辺の雪は融けて雨戸を開ければ室内は明るく使える。

雪は標高1300m辺りから繋がりスキー歩行可能となる。

標高1400m周辺のダケカンバの疎林

谷底に見えるブルーシートが岩間源泉。途中の山塊崩落現場上部では、破断した温泉管からの湯気が谷間に立ち込めているのが見下ろせた。

標高1678mからの細い尾根では、風雪で波打った雪庇がしばらく続く。

室内も綺麗。昨年最終点検は11/15だった。昨秋長年使用してきた広場のテーブルの脚が折れてしまったので、雪が消えたら修理が必要。重いテーブルなのでどうしたら頑丈に固定できるか思案中。外壁は、前回ボランティア作業(2018/6/17)で塗装したが、今年もする必要が有りそうだ。

標高2100m周辺 樅ヶ丘付近 穏やかなザラメの滑りやすい斜面

見返坂下、火口域2キロ圏内標柱からの地獄尾根と火の御子峰の大展望


開通101年目 岩間道存続の危機

2021-04-18 | 白山情報

今年で開通101年目を迎える岩間道は全国の急登道と比べても引けを取らない登山道としてこれまで何度かこのブログでも紹介してきた。また、2014年5月に岩間元湯手前で発生した土砂崩れ(2014/6/14の記事参照)以降も登山道を絶やすまいと、毎年草刈や倒木処理などを続けて来た事もその都度報告して来た。しかし、今回の土砂崩れは少なくとも過去100年は無かったであろう大規模で有ることが空撮写真からも伺える。記事に有るように昨年12月から一里野に温泉が届かなくなり、1月に大雪の間隙を縫って現地入りし、復旧のお手伝いをさせて頂いたが、3月の崩落ではそこを含む大規模な区間が抜け落ちたようだ。岩間源泉の更に奥には国指定天然記念物の岩間噴泉塔群が有る。普及誌はくさん第46巻1号の記事中で紹介した昭和40年代の地図では、かつて岩間噴泉塔から中宮道に登り上げるルートが有った事を紹介した。岩間噴泉塔方面へはこのルートを利用してアプローチするのが良いだろうが現在は廃道である。

岩間道は展望の良い薬師山や秋の見事な紅葉の様子をこれまで数々このブログで紹介してきた。実にすばらしい白山の秘境である。


2021 百四丈滝 氷の滝壺

2021-03-13 | 白山情報

今年で12年目になる氷の滝壺観察。今年も様々な条件が折り重なり奇跡の造形は立派に存在していた。

奥長倉避難小屋でのこの時期の積雪は例年よりやや多め。

百四丈を見に行くには乗り越えなければならない美女坂の核心部。雪が繋がっていて踏み抜く事も無く、アイゼンも良く効いて例年以上に歩き易かったが下りでは一瞬も気を抜けない。

この時期にしか近づけない美女岩

四塚山と広大な清浄ヶ原が冬も涸れずに流れ落ちる百四丈の水源

この時期、14時を過ぎないと全体に光が差しこまない。厳冬期は毎日ほぼ日陰になるからこそ滝しぶきが過冷却水となり成長を続ける事が出来る。冬でも涸れない滝と過冷却水となる落差と気温、日差し、風雪、様々な気象条件や地形が複雑に絡み合い出来上がる奇跡の造形。

1980年前半まではこの形になっていなかっただろう事は過去の記事で紹介したとおり(2019/4/15参照)


奥長倉避難小屋点検

2020-12-06 | 白山情報

5(土)は荒れた天候となり、しかり場から先は平均してひざ下のラッセルとなった。空は真っ暗、轟々と不気味に唸る空と吹雪が峰を越える時に加速する風は、時折台風並みであった。これからは本格的な積雪期を迎えるので雨戸や玄関ドアがきちんと閉じられているか気がかりで点検に出掛けた。前回の最終退出者のお蔭で小屋は全く問題無かった。しかも内部はこれまで見た中で最も良く整理整頓され、清掃も完璧だった。今年は他の避難小屋で満杯のゴミ袋が投げ捨てられていたりして心を痛めていたが、今日の奥長倉避難小屋の状況で全ては救われた。この厳しい時期に北部に足を踏み入れる岳人こそ真のアルピニストだろう。そうに違いない。北欧では小屋を出る前は丁寧に掃除をして行くのが当然である。空港や駅など公共の場所では次の人のため僅かな時間ならドアを開いて待ってくれる。2007年初めて北極圏の深夜の空港に降り立った時の驚きだった。こんな真摯な気質が山小屋での行動にも表れるのだろう。コロナ新時代、僅かな心遣いの連鎖で感染も防げるのではないだろうか?

しかり場を過ぎた辺りまでは、遠く三方岩左奥に薬師岳が見えていたが、この後天候は急変し空は不気味な唸り声を響かせ、瞬くうちに視界が無く吹雪に見舞われる。

下山中に奇跡的に一瞬晴れて四塚まで見渡す事が出来たが、この後もまた吹雪の空に逆戻り。終日雪は降り続いた。

ご褒美の一瞬。


楽々新道 小桜平

2020-11-15 | 白山情報

楽々新道の倒木処理と小桜平避難小屋の冬仕舞いをした。これからは利用者も少ないと思われるが、どこの避難小屋でも同様、冬期間は特に利用後の戸締りはしっかりお願いしたい。

1776からの北ア

小桜平(下段)と美川方面

薬師山と薬師岳のコラボ