6/19(土)に2年ぶりの開通となる石川県側のホワイトロード。三方岩岳ハイキングがお手軽に楽しめる。少しでも標高の高いところからスタートしたいのが登山者心理では有るが、三方岩駐車場での長時間の駐車は観光客への迷惑になるので、とがの木台駐車場を利用して貰いたい。
駐車場には水洗トイレも有るので安心。瓢単谷上園地の看板横の階段を登って行くが、最初の見どころはクロベ(飛騨ではネズコと呼ぶ)の巨木群である。
その中でも特に異彩を放つ巨木はこの森の守り神とも言える存在感で鎮座する。長年の風雪に耐えた幹は二つに裂け一方の先端は折れているがそれでも逞しい姿で堂々としている。この気迫を感じて欲しい。
展望台の有る尾根に出ると視界は一気に広がり、主峰白山連峰や北ア方面の眺望が良い。
三方岩岳に向かって進むと左手(東側)には北ア連峰が近く見える。三方岩駐車場からの登山道からではこの眺望は楽しめない。
登山道脇にはタムシバやコバイケイソウ、足元にマイズルソウやゴゼンタチバナなどまだ春先の花々も混じって咲いている。特筆すべきはササユリの多さで近年再開されたこのルートでは、陽当たりも良くなり本来の在来種であったササユリが復権し増殖している。花期は6月の下旬からが見頃であろうか、まだ蕾の状態だ。
三方岩岳(三角点1,736mの有るのは更に奥、飛騨岩頂上なのでご注意)からは更に眺望が良く、まだまだ大量の雪渓を湛える北部白山エリアの奥深さが伺える。(大汝と七倉鞍部に有るお手水鉢から地獄谷火の御子峰方面への広大な斜面はまだまだ滑降可能だろう。)時間が有ればここから野谷荘司やモウセン平、更に健脚者は妙法山への日帰りは十分可能だが、ホワイトロードゲート閉鎖時間が有るので間に合うように注意して貰いたい。下山したら中宮温泉くろゆりで汗を流して帰られたら宜しいかと・・・。
いつもお世話になり、ありがとうございます。
7月1日に、栂の木台から三方岩岳まで歩いてきました。
https://blog.goo.ne.jp/shu2702/e/b784038c8461dab25adcca67bcebdaad
コバイケイソウ、イワカガミ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウなど、たくさんの花を観られて満足なハイキングでした。
ササユリは時季が過ぎたのか観られませんでしたが、代わってニッコウキスゲが咲いていました。
気になったのが、三方岩隧道の石川県側入口付近に咲いていたエニシダです。
きれいな花ですが、外来種で白山には似合わないかもしれません。
昨年は駆除対象となっているオオハンゴンソウを、岩間一里野線の一里野ゲート付近で観ました。
私どもは何もできませんが、せめて外来種を持ちこまないよう、気を付けたいものだと思いました。
貴ブログでの詳細なレポート拝読しました。エニシダなど外来植物はその昔、他の地域でも道路を削ったのり面などで緑化のため積極的に種を蒔かれた時代も有ったようです。何せスーパー林道が建設されたのはもう40年以上も前の話です。その時代、外来植物対策なんて考えもしなかったのでしょうね。野猿公園では餌付けをしていた時代も有り、その当時は誰も後の影響を考える由も有りませんでした。そんな歴史が有った事を知り、これからの事を考えるきっかけにしていきたいものです。
貴ブログでの詳細なレポート拝読しました。エニシダなど外来植物はその昔、他の地域でも道路を削ったのり面などで緑化のため積極的に種を蒔かれた時代も有ったようです。何せスーパー林道が建設されたのはもう40年以上も前の話です。その時代、外来植物対策なんて考えもしなかったのでしょうね。野猿公園では餌付けをしていた時代も有り、その当時は誰も後の影響を考える由も有りませんでした。そんな歴史が有った事を知り、これからの事を考えるきっかけにしていきたいものです。