いよいよ暑さが戻ってきました。お花を楽しみながら歩く白山縦走はコースがとても長いため、水を持ち歩くにも限界が有ります。水場で上手にチャージしながら歩かなければいけません。そんな中でぜひおすすめしたいのがゴマ平の芳醇甘露水です。豊富な水量とキンキンに冷えたおいしい水です。年中枯れる事無く流れています。
小桜平避難小屋にも湧き水が有りますが、湧出量は僅かです。これから日照りが続くと枯れてしまっているかと思われますが、避難小屋に備え付けのひしゃく(青プラ製)で底の方から汲み上げて下さい。温度を確認すれば溜まり水か湧き水かの判断が出来るでしょう。小屋に下りて行くまでに水が不安なら、この時期8月までは清浄ヶ原(見返坂上)には豊富な雪渓が有りますからここで雪の塊を確保することが出来ます。
同じように三ノ峰避難小屋前にも雪渓が有ります。7月一杯は大丈夫だと思いますが、お盆の頃には消失している恐れがあります。
加賀禅定道には油池の下に湧き水が有ります。しかし油池からは距離にして200m近く下りなければ成らないので、行く人も少ないうようです。ここは10月でも枯れずにチョロチョロと出ていますが、量は少ないです。夏場は水は命の次に大切です。水場を汚したりしないよう心がけましょう。水場の上流へはむやみに立ち入らないようご注意下さい。
ありがたいことでした。