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今のハルは1人ではない。隣りには雫がいる。雫は傍観者にはならない。
期末テストと夏休み。ハルはわりとビキニが好きらしい。球技大会の時期。ハルに振られていた。どうやって好きになってもらうんだ。なぜに、ハルが好きになったのか?
考える雫。ハルがにらむ。ハルが怯える。雫はハルがニコニコしているのが好きだ。結構、好きだ。すると、ハルはニコニコする。女生徒たちは怖くなくなっていた。ブレイクするハル。なぜか、雫は怒っている?寂しいのかな。女子生徒たちの人気者になっていた。それはヤキモチ。その気持ちに素直に気づく雫だった。球技大会のバレーボール。あさ子は意外と体育会系なのだ。ささやんは中学の思い出を語っている。怖かった中学時代。ささやんはハルを気にしている。ハルに借りがあるようだ。
大島千づる。彼女は、まだ友達ではない。上級生から千づるを助ける為にキレてしまうハル。怯えている視線。この感じ知っている。今は、1人ではない。今は雫がいる。雫が手を引いてくれた。ハルにとって雫はヒーローなのだ。ハルは間違っていない。雫は知っている。ハルが優しい人間なのを知っている。いつか伝わる。そんな雫の額を触るハル。転んだようだ。お互いに真っ赤になっていた。ハルと雫は夏休みに遊ぶ約束をした。
みんなで渓流釣り。あさ子の水着姿がまぶしい。素手で魚を採ってるハルは野生児だね。ハルの前で優山の話をしてはいけない。ずっとハルの心の中では雨が降っているのかもしれない。優山が現れてハルが逃げ出した。ハルに負けずに変人な兄貴。ハルは重度のブラコンらしい。優山は良い人なのかな?
帰りを待っていたハル。雫はスイカ割りはやっていないよ。優山が嫌いだから・・・詮索するな。今は、聴けない。ハルを放っておけない。いつか、自分から話すその時まで・・・。スイカ割りに誘う雫。ハルが怖い顔をする理由。知っているようで、まるで何も知らない。雫へのお礼はデートでいい。バットでスイカ割りをしているハルだった。「知らないなら、いつか知ればいい。それだけのことだ。」と。ハルに対して雫は積極的な女の子なのだ。