現代視覚文化研究会「げんしけん」

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マギ 第4夜 草原の民

2012年10月28日 21時32分52秒 | アニメ・映像全般

 第7迷宮・アモンをアラジンと一緒に攻略したアリババ。手に入れた財宝を使いモルジアナたち奴隷を解放する。アリババは素直に喜べないでいた。喜びを分かち合う友達のアラジンの姿がなかったから。また、アラジンと一緒に冒険をする為に。自分のやるべき事はわかっているアリババなのだ。
 黄牙帝国と煌帝国。アモンに飛ばされたアラジンは、倒れていたところを草原の民・黄牙一族に助けられる。アラジンが目を覚ますと1人の老婆がいた。ババ様(チャガン・シャマン)。黄牙一族第155代大王の孫娘。黄牙一族の集落で長を務める者。ルフを感じ取る事ができるババ様。「マギ」の事も詳しく。そして、その使命に関してもアラジンに教えてくれる。ルフとは、人の肉体が土に還るように魂が還るところ。魂の故郷だと。ババ様は、一族を家族と呼び、アラジンを自分の子の様に接してくれる。家族を知らないアラジンの頭を優しく撫でてくれた。草原の民は優しくて、たくましく生きていた。黄牙の人々と触れ合い、アラジンは何かを感じ取って行くのだった。
 そこへ煌帝国・第一皇女である練白瑛がやって来る。白瑛は黄牙一族に、自分たちの傘下に入って欲しいようだ。それは受け入れられるはずもない。白瑛は平和主義的な考えを持つ女性。あくまでも紳士的に交渉を進めたいのだが、、、部下の呂斎は違っていた。そんな白瑛は軽く見られているかもしれない。自身も将軍としての立場がありと平和への望みとの板挟みに悩んでいた。突然にアラジンが来た。白瑛とお話がしたかったみたいだね。誰も殺さない。平和な世界を望んでいる。自分を信じて欲しいと白瑛は言う。そんな痛いほどにまっすぐなルフを持つ女性が白瑛なのだ。そこには迷いがなかった。
 そのころ、トーヤを含めた黄牙一族の女性たちが煌帝国の兵士たちによってさらわれていた。後を追う黄牙の戦士・ドルジたちに、相手を殺してはならないとババ様。その場の怒りに任せて兵を殺してしまったら戦争になってしまうだろうと。ババ様の言うとおりに相手を殺さずに戻って来たドルジたち。ババ様は、一族全員で今を生き抜くための心の戦をせよと。家族を生かし、その命を守る為に。一族を見守り生き抜くと・・・。その時だった。ババ様に、はなたれた悪意の矢により倒れるのだった。