大日本帝國海軍のアイドルシップ「給糧艦 間宮」です。
海軍将校だった作家の阿川弘之氏は著書「軍艦長門の生涯」で
「長門が連合艦隊の象徴なら、間宮は連合艦隊のアイドルであった」と書いています。
給糧艦の任務は国内外の部隊に生鮮食品を届けることです。
甘い物があれば部隊の士気が上がるだろうと
ようかん・和菓子・洋菓子・ラムネなどを作る設備が追加され、海上のスイーツ工場にもなりました。
間宮がやってくると部隊の乗組員は大喜びで、先を争って使いの小船を向かわせました。
彼らの期待に応えようと、間宮の菓子職人たちはスイーツ作りに励みました。
第十かいこう船長はこういう船が大好きです。