第十かいこう航海日誌

待てば海路の日和あり、愛艇との大航海の記録

いつの日か舫いたい港

2005-09-30 19:12:46 | クルージング
船長の生まれ故郷・北九州市門司港です。
いつの日か関門海峡を通峡し、関門橋をくぐって門司港の桟橋に第十かいこうを舫いたいです。
これを目標にシーマンシップを磨きます。

第十かいこうは身体も脳も鍛えてくれます

2005-09-25 18:04:55 | その他
第十かいこうを自在に操るには、身体を動かして舫いを取ったり、ハシゴを使って機関室に出入りしたりすることはもちろんのこと、風向きや潮を読んだり、海図を読んだりするので頭も使わなければなりません。
命が懸かっているので、おそらく普段は休んでいる脳の部分も駆り出されているでしょう。
第十かいこうは脳にも効くのです。

台風禍

2005-09-25 12:21:38 | その他

近年台風がたくさん来ます。
第十かいこうを今の桟橋に舫い始めて9月24日で1年が経ちました。
昨年9月、まだ九州に舫われていたとき、真上を台風が通過していき、船体が大分傷つきました。
横浜に来てからも、トラックを宙に舞い上げる程大きかった台風22号(2004年10月9日)が真上を通過していきました。
幸いにもこのときは被害は免れました。
舫っている桟橋から数マイル離れたところにある大きなマリーナでは、かなり大きな被害が出たようです。
そのマリーナには24時間インターネット経由で閲覧できる風向風速計があり、常時風の様子が分かって便利ですが、よくない風が吹いているときは気が気ではなく良し悪しです。
画像(右)は台風22号が桟橋に最接近した17時33分の風向風速計です。


浦賀のヴェラシスまでショートクルージング

2005-09-25 00:44:39 | クルージング

主機などのメンテナンスを終え、2005年7月25日、ウォーミングアップと操船練習を兼ねて、浦賀のヴェラシスまでショートクルージングに出かけました。
道中、主機の調子や舵の効きを確認したり、新たに備えたGPSプロッタ魚探の機能を試したりしました。
ヴェラシスの桟橋では、フジテレビ系で放映されていたドラマ「海猿」のロケに遭遇しました。
第十かいこうと海猿は元同僚です。


自己紹介など

2005-09-23 09:28:57 | その他

自分第十かいこうは横浜で生まれ、九州のとある港町で灯台やブイなどの航路標識を見回る仕事に
20年間携わっておりました。
船と船乗りの命を陰ながらお守りする仕事であります。
退役後も引き続き九州で同じ仕事を続けようとしておりましたが、
奇しくも自分の生まれ故郷横浜に住む今の船長に気に入られ、トラックの荷台に乗り、
またカーフェリーにも乗り、20年ぶりに遠路はるばる帰って参りました。
この船長、普段は悠長ですが、船のこととなると人が変わります。
朝は日の出から、夕は日が落ちた後も自分の隅々まで隈なく点検整備してくれます。
そのお蔭でなかなか出航させていただけないのが玉に瑕であります。


クラッチ油圧スイッチとクラッチ油圧センダー

2005-09-22 06:58:51 | メンテナンス
先日故障したので交換しました。
クラッチはプロペラの回転方向を切り替えて船の前進後進をコントロールするもので油圧で動きます。
スイッチは油圧低下を検出するもの、センダーは油圧値を測るものです。
黒い円筒で、縦になっているのがスイッチ、横になっているのがセンダーです。