よっちん。の納戸部屋

アコースティックなビートルズを、そしてコミックソングのようにおもしろい、童謡のようなオリジナル曲を歌っています♪

最初のヴァイオリンベース

2012-02-02 18:18:32 | Weblog


中学生時代は、校風に馴染めない子供だったようで、けして楽しい日々ではなかった。
そのやり場の無い、苛立ちや何かを、ビートルズで解消していたような感じ。

ビートルズ。
ただ聴くだけの日々だったが、高校進学を機に、状況は一変した。
中学の文化祭の後は、楽器に触れる事はなかったけど、高校合格すれば、お決まりの「受験」 → 「合格」 → 「ご褒美!」の流れがボクにもあった(笑)。
合格祝いに、親戚から楽器を買ってもらえる事になりました。

さすがにドラムセットとなると値段やスペース、音の問題がクリアできないし。
それに、この頃になると誰がポールでジョンはどんな楽器を持っていて、などがわかるようになっていたので、中でも声が甘くて親しみやすいキャラクターのポールと同じ(ように見える)楽器が欲しくなっていたのです。

で、購入したのがグレコのバイオリンベース(^-^)

梅田のナカイ楽器で購入。今もその時の記憶がハッキリ残っています。
嬉しかったもんなぁ(^-^)
今も手放さず、大切に持っていますよ(^-^)b

ボクとビートルズとの出会い

2012-02-02 12:58:43 | Weblog


小学6年生の時、給食の時間にカレーシチューを食べていたらスピーカーから放送部の選曲で流れてきたのが「LET IT BE」。

小学生の耳には「ゲ○ピー、○リピー」って聞こえて、「食事中やのに、きったないなぁ・・・」って(笑)。

その後、中学生になった時、クラスの同級生でバンドをやっているヤツがいて、そいつから

「文化祭でライブをする事になったので、ドラムを運ぶのを手伝ってくれ」

と頼まれ、引き受けたのが始めてのドラムとの触れ合いとなりました。
運び出すために、メンバーの家に行くと部屋の真ん中にドラムセットが。

よ「ちょっと触ってもいいかな?」
友「お前に出来るわけないやろ」
よ(ムカッ!)
友「全身、バラバラに動かせないと出来ないから」
よ「そうまで言うなら、オレに3日くれ。マスターしてやる!」
友「ムリムリ」(笑)
よ「真剣やで」

というやり取りの末、決まった勝負曲がビートルズの「TICKET TO RIDE」
よくわからないままに「ギャフンと言わせたる!」なんてね(笑)。

この「TICKET TO RIDE」という曲、ご存知の方には無謀な勝負だとすぐにわかっていただけると思います(^-^;

とはいえ、3日の間にマスターしないといけません。
曲をダビングしてもらい、家にこもって3日間、ずっとベッドの端に座ってヘッドホンをかぶりっ放し。

当然ドラムセットなんて持っていないので、菜箸をスティック(バチ)代わりにソバガラ枕と太股を叩いて練習。

「ドンタドドタッタ」このフレーズが叩けない!
今なら言える。きっちりとした刻みじゃないのがリンゴスターのグルーブ感なのです(^-^;
「タッタ」が少し前喰いリズム。ベテランでも出し難いノリ。出来るのか!?

でも。

やったんです。セッションを(^-^;

その時、このメンバーは「よくこの短い間にそこまで出来たなぁ・・・」って♪
他のメンバーも驚いていました(後で太股が真っ赤になっていました)。

が、ボクからすれば、初めてのドラム、バンド、セッション、そしてビートルズ曲という過酷過ぎる条件で、でもなんだか楽しかったのが忘れられず。
多感な中学生時代は歌詞の意味はおろか、メンバーの名前も知らず、ビートルズを聴き漁っていました。
まさに反抗期真っ只中。不条理な大人への反発や抑圧への反抗心の発散として、ボクの中にビートルズは住み始めたのです。

やがて、ボクの中でビートルズは守護神のような存在となっていった。
これがボクとビートルズとの出会い。