前回までの復習です。
ある友人が、
おやしらずがおおきな虫歯になりました。
いった歯科では抜歯を勧められました。
しかし、
知り合いの人で、抜いた人が痛そうだったのをみたこと、
麻酔が痛くて大嫌いなこと、
から
とりあえず痛くなるまでほうっておきたいけど、
それでいいかという質問でした。
つまり、どうやら抜いたほうがよさそうだけど抜きたくないということです。
少し話をすると、
この友人は「生涯自分の歯で行きたいんだよね」と私に宣言しました。
そうすると話は早いです。
生涯自分の歯で行くのは私たちクリニックの得意分野です。
【けずるつめるかぶせる】だけの消費のような治療を受けても、
また繰り返します。。それが自由診療であってもです。関係ないです。リスクは変わらないのだから。
根本解決が必要です。
残念ながら日本の歯科治療は修理が主役のため、
修理のための健康保険でして、
そのために歯の予防治療が浸透しません。
自由診療でお金を払うのを嫌がる人が多いため、
クリニック側もみんなが嫌がると思い積極的でないのです。
（結局歯を悪くして、時間もお金も無駄に使ってしまうことが多いのですが・・・・）
ただしいプラックコントロールがみにつけば
ハロルドワースのいうことは容易に達成ができます。（歯は生涯他の臓器とともにある。）
ずばり戦略的に抜歯をおすすめしました。ふつうにかんでいない歯は、役目がなく、
清掃が大変ですぐ前の歯に影響が出やすいからです。
鳴くまで待つのはやめようじゃありませんか！！！
