韓国で仕事をしている人に、
「先生、韓国での日本人の見分け方を知っていますか?
おしゃれだけど歯が汚いのが日本人なんですよ。」
とショッキングなことを教えてもらったことがある。
確かにそのようだ。
以前に、
「矯正はお金がめちゃくちゃ高いイメージがあって」
という30代女性と話をしたことがあるが、
その女性もばっちり着飾っていた。
最近タチの悪いことに
付け八重歯(ドラキュラ歯)なんてのものも流行ってしまった。
わたしの従妹は人気があるんだから、やればいいじゃん、と私にすすめてきたが
どう考えてもその場しのぎの策で、本当に人を幸せにするように思えなかったので、
取り入れていない。
かわいい八重歯のおばあちゃんなんて見たことないじゃないか!
そう。無くなっちゃうのである。 とてもそんなところにある歯はキープできないのだ。
かみ合わせから、矯正治療を希望する方が当クリニックでは非常に多い。
また、審美目的で矯正を希望される方もいらっしゃる。
その中にはたまに
どうしても表から矯正装置をつけたくないという方がいる。
目立つからいやだという話だ。 いやいや今の装置はそんなにいうほど目立たない。
お歯黒文化の日本では、わからなくもないが、
アメリカでは全く逆で、カラーゴムなどを使いアピールする。
矯正はステータスなのだ。
以前友人に会社で矯正の装置をつけると、何か言われそうという相談を受けたことがあった。
私はその友人が心配になった。
友人が健康になったり、きれいな口になることを
会社やまわりの友人はさぽーとするんじゃないのかなと思ったのだ。
物事はシンプルが一番。矯正治療もシンプルにすることで、精度の高いよい治療ができる。
チャレンジングな治療はあまりおすすめしない。
よい結果が出やすいものを選択すべきである。
PS矯正の抜歯も考える必要がある。
どうしても抜歯を必要とする場合は、時期を考える必要がある。
歯並びだけをみてはいけない。
それだけでなく、
口唇など顔全体の雰囲気に大きな影響を与えるからだ。