治療の繰り返しから卒業。池袋同仁歯科スタッフブログ

実は生涯歯を残すことができる。一本の歯でなく、トータルでみて総合治療。歯の情報近況など発信中。

歯を守るということ4

2006-06-13 | 予防
歯を守るために必要なことは、
環境が大事だとお話させていただきましたが、
その環境を考えるときに
だめなものはダメ!と認めることも必要です。

歯はあなたの人生におおきく貢献してくれるのですが、
虫歯や歯周病が進んでいたり、役に立っていない歯は
残念ながらあなたのお口にとってはまるで正反対のものとなり
まったく有益ではありません。害をもたらします。
痛みが無くとも、一見、大丈夫そうにみえてもです。

気持ち的に

『今まで使っていた歯だから~』

『歯を抜く先生は悪い先生というし~』

『見た目なんとも無いけど~』

となりがちで。
認めたくない気持ちがはたらくのですが・・・

『今』を大事にすることはよいことですが、将来やってくる『今』も
大事にしてあげることが必要だと私は思うのです。

歯周病は痛みを感じませんからついつい対応が遅れがちなのですが、
歯周病は骨を破壊するわけですから、
骨がなければインプラントはできない、義歯も安定しにくい、
横にある歯の周りの骨もなくなってしまう、
といいことはまるでないのです。


このあたりの頭の切り替えができるかで歯を残せる率が変わります。

あなたはこの考え方わかりますか?

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