診療をしていくうえで私たちが常に意識していることが２つある。
１噛み合わせが整っているかどうか。
２プラークコントロールができているかどうか。
１の
噛み合わせの基本は顎の関節が中心だということ。
上あごは動かないで下あごだけ動きますよね。
だからあごの動きの中心→顎関節ということになります。
ただ下のあごは前後左右に動きますよね？
よくあるのは、
『どこで噛んでいいかわかりません。』
ということ。
そういう場合は安定していないことが多く、
顎関節を正しい位置に誘導する必要がある。
この誘導には顎関節にとって理想的でない噛みあわせを
整えないとならない。
あごが正しい位置ではなくちょっとずらして
噛んだだけでぶつかる歯はまるで違いますよね。
ただ認識している範囲であればいいのですが、
自分じゃわからないズレの状態で噛んで、
銀歯など作ってしまえば、
それは噛み合わせが狂ってしまうということにもなる訳です。
