お口全体の治療専門６

このシリーズ大好評！です。ありがとうございます。

あらためて自分がどのステージで治療を受けているか
自分はどこに向かって治療が進んでいるか
よーく理解できるそうです。
しっかりと理解していただけないと
私たちの2人3脚での治療はスムーズにいきませんからね。
ごいっしょに頑張りましょう。


それでは続きへ。いよいよ私たちの治療ステージも後半にはいってきました。


歯周病については軽度なものであれば、そんなに難しい治療ではないと
お伝えしました。『レーザーで治るのか？』とのご質問もたまに
受けますが、歯周病そのものがレーザーで治るということでは
ありません。腫れなどの症状が1次的に治まることが期待できるというもので
、根本解決（原因除去）に結びつくものではありません。
しっかりと治療していきましょう。

そうそう、実は言い忘れたことがありました。
歯周病は残念ながら歯科医師がひとりで張り切って治療しても
治せません。
えっ～～～～！？治らない？

前回と言ってる事が違うではないか。

この研修のサティフィケートは意味無いのか。


と聞こえてきます・・・。


いやいや最後まで聞いてください。

歯周病とはお口の中の細菌どもが原因なのです。

いいですかもう一度、お口の中の細菌です。

歯科医師がそのためにできる仕事は環境づくりなのです。

つまり手入れのしやすい環境づくりということになります。

そう、手入れは私たちができないのです。
毎日毎日、細菌を取り除くのはあなたなのです。あなたが歯周治療の主役ということです。

上記のサティフィケートはそういった歯周病を治すための環境づくりを勉強して
きましたよ、というものです。
ですから
歯科医師が頑張って環境づくりをして、あなたがお手入れを実践すれば
歯周病は治るのです。
2人3脚ですね。

歯周病の人は自信がついたのではないでしょうか。

また近親の方に歯周病方がいらしたら

あきらめちゃいけないよ。とはげましてあげましょう。



すいません。・・・・・でも、実はまだ完璧ではありません。

もうひとつ重要なファクターがあるのです。でも、今日のところは
ここまでを完璧に理解しておいてください。
歯周病は治るけど歯科医師だけが張り切っても意味は無し・・・・と

【続く・・・・】