大変お待たせいたしました私たちが一緒にすすめている、
目指している《お口全体治療》の後半の復習へ入っていきましょう
歯周病が治るということは理解していただけましたか?
『先生、でも私の知り合いはさぁ、わざわざ歯周病専門医のところにいって
歯ぐきの手術までしたけども、どうも思わしくないみたいなのよ。・・・』
たまにご相談うけますね。こんなお話。
前回、《お手入れと環境づくりができても完璧でないことがある》
と最後にお話しておきました。
ここで重要なポイントは力です。
つまり、衛生面の問題や歯肉など環境の問題はクリアできているのです。
でも、力の問題が解決されていないとまたまた歯ぐきが健康な
ように見えてもじわじわと進行していくことになります。
この力の問題は
顎が大きくて歯に負担がかかる力が強いからだめ!
とか
強くかんでるからだめ!
歯が弱いからだめ!
とかそういうものではございません。
簡単に言いますと歯周病は歯の周りの骨が減るわけですから、
骨が無く支えが少ない歯はぐらつくことになりますよね
この力を分散させないとぐらぐらしてる歯はもっと
骨が減ってしまうのです。
要は歯の周りの骨の量によって歯が受けられる力が決まるから
歯ぐきが清潔で引き締まっていても、さらに病気が進んでしまうと
いう残念なことはおこりうるのです。
対処方法は
正しい咬み合わせの位置を分析し
どの歯にどの程度、どの方向へ力が及ぶかチェックし
力を分散する治療の設計、計画を立てる
ということになります。
それは歯の形態を修正したり、かぶせ物(クラウン)を
かぶせたりするということになります。
話はそれますが、現在通院中の患者さんの
ご両親が来院されるケースが多くあるのです。
どうしてこのケースが多いのかと考えてみたんです。
みなさんに共通しているのが、
会社や家の近所の歯科医院にもう何年も通っている。
別にこれといって今痛く無いし、特に大きな問題は感じない。
が、
歯ブラシ中に出血がある
たまに口のどこからかくさいにおいがする
この前歯を抜いたのにまた歯周病で歯を抜く
『今度は入れ歯かインプラントだよ』と言われた
私は歯が弱いからダメなんだってと言われた
というような状況をみて
『ちょっとお母さんもうちょっと歯を大事にできるかもよ
相談してみてあげようか?』
と見かねて助けてあげるということのようです。
当の本人は
【別にふつーのことであって問題なこととは感じない】
のですからこういうアドバイスは気づきをあたえる大変有意義なことと思います。
人間はめんどくさがりの生き物ですから、
見てみぬふりをすることのほうがどれほど多いでしょうか。
でも、歯に興味があるのに、その正しい情報や知識を得ることができないことほど残念なことは無いと思ったから教えてあげたのでしょう。
この方たちの行動は大変すばらしいと思います。
私どもも見習っていきたいと思いました。
目指している《お口全体治療》の後半の復習へ入っていきましょう
歯周病が治るということは理解していただけましたか?
『先生、でも私の知り合いはさぁ、わざわざ歯周病専門医のところにいって
歯ぐきの手術までしたけども、どうも思わしくないみたいなのよ。・・・』
たまにご相談うけますね。こんなお話。
前回、《お手入れと環境づくりができても完璧でないことがある》
と最後にお話しておきました。
ここで重要なポイントは力です。
つまり、衛生面の問題や歯肉など環境の問題はクリアできているのです。
でも、力の問題が解決されていないとまたまた歯ぐきが健康な
ように見えてもじわじわと進行していくことになります。
この力の問題は
顎が大きくて歯に負担がかかる力が強いからだめ!
とか
強くかんでるからだめ!
歯が弱いからだめ!
とかそういうものではございません。
簡単に言いますと歯周病は歯の周りの骨が減るわけですから、
骨が無く支えが少ない歯はぐらつくことになりますよね
この力を分散させないとぐらぐらしてる歯はもっと
骨が減ってしまうのです。
要は歯の周りの骨の量によって歯が受けられる力が決まるから
歯ぐきが清潔で引き締まっていても、さらに病気が進んでしまうと
いう残念なことはおこりうるのです。
対処方法は
正しい咬み合わせの位置を分析し
どの歯にどの程度、どの方向へ力が及ぶかチェックし
力を分散する治療の設計、計画を立てる
ということになります。
それは歯の形態を修正したり、かぶせ物(クラウン)を
かぶせたりするということになります。
話はそれますが、現在通院中の患者さんの
ご両親が来院されるケースが多くあるのです。
どうしてこのケースが多いのかと考えてみたんです。
みなさんに共通しているのが、
会社や家の近所の歯科医院にもう何年も通っている。
別にこれといって今痛く無いし、特に大きな問題は感じない。
が、
歯ブラシ中に出血がある
たまに口のどこからかくさいにおいがする
この前歯を抜いたのにまた歯周病で歯を抜く
『今度は入れ歯かインプラントだよ』と言われた
私は歯が弱いからダメなんだってと言われた
というような状況をみて
『ちょっとお母さんもうちょっと歯を大事にできるかもよ
相談してみてあげようか?』
と見かねて助けてあげるということのようです。
当の本人は
【別にふつーのことであって問題なこととは感じない】
のですからこういうアドバイスは気づきをあたえる大変有意義なことと思います。
人間はめんどくさがりの生き物ですから、
見てみぬふりをすることのほうがどれほど多いでしょうか。
でも、歯に興味があるのに、その正しい情報や知識を得ることができないことほど残念なことは無いと思ったから教えてあげたのでしょう。
この方たちの行動は大変すばらしいと思います。
私どもも見習っていきたいと思いました。