浸ってます 浸ってます
酔いし頭に 蘇える
ドバイのビルの 林立が
石油成金 ドバイには
アラビアンナイトの 現実が
金に飽かせて 創ってます
買って貰えぬ 子供のように
溜まりに溜まりし 鬱憤晴らすごと
造りに造り 造ってます
鬱憤晴らし 晴らしてます
作りたい物 欲しい物
駄々っ子のように 造ってます
酔うて酔うて 思いつくまま
造ってます 造ってます
ビルにホテルに 空港と
思いつくまま 造ってます
何でもかんでも 目立てよと
金目に糸目 つけずにと
造ってます 造ってます
酔うて酔うて 思います
酔うた目には 映ります
酔うて酔うて 決めました
次なる旅先 決めました
一度は行こうと スペインに
酔うて酔うて 決めました
今の今 申し込みを
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早速浮かぶや スペインが
マドリードにバルセロナ
グラナダも 思い出される
酔うて酔うて 浮かびます
サグラダファミリア 協会が
いつまで続く 未完の塔
アルハンブラの 宮殿も
酔うて酔うて 浮かびます
ピカソ ミルも スペイン生まれ
未だ見ぬ スペイン
酔うて酔うて 楽しみや
何故か耳に残りし エスパーニャ
カナリア諸島も 浮かびます
酔うて酔うて 待ちどおし
次なる旅立ち スペインが
酔うて酔うて ホッとする
旅のブログの 原稿を
まとめ上げての 書き終えし
酔うて酔うて ホッとする
酔いどれ親父の 軍団
山中湖周辺 廻りしや
忍野八海も 巡りしぞ
酔うて酔うて 思い出す
八海とは 大袈裟な
八海ならずに 八池に
それにしても 中国人
何と何と 多き事
此処は何処かと 問うてみる
まさかまさかの 日本の地
聞こえる声は チャイナ語ばかり
乗っ取られるや チャイナの人に
余りの うるささに
逃げるが勝ちと 逃げだせり
酔うて酔うて 逃げ出せり
酔うて酔うて 見つめるや
宵の明星 今夜は如何か
見つめる夜空に 光りしは
酔うて酔うて 思い出す
宵の明星 目指しての
あかつき放浪 ５年かや
宇宙彷徨い 早や５年
明けの明星 あかつきに
やっとなりたる 想い有る
酔うて酔うて 心境を
あかつき心境 いかばかり
やっと本来 目的を
果たせる喜び 噛み締めて
あかつき金星 目指してる
宵の明星 明けの明星へ
酔うて酔うて 喜びぞ
やっと目的 果たせると
暗き旅路を 彷徨いて
やっと目指す 目的に
酔うて酔うて 拍手なり
呑んで酔うて また呑んで
酔うて思うは 人生を
残りの人生 思うてます
わたしの人生 あと幾つ
１０年 ２０年 ３０年…と
わたしゃ１００まで おこがまし
とてもてとても 無理なこと
せいぜい生きても １０年と
呆けて呆けて ２０年
それとて遠き 先のこと
とてもとても 有りません
生きる自信 有りません
１００迄行くには あと幾つ
指折り数えて ３０年
人の厄介 なるならば
御免とばかり 去ります
酔うて酔うて 飲む酒の
涙の酒か 溜息か
酔うて酔うて 切なきや
突如の訃報 知らされし
気にかかりし 友の名を
酔うて酔うて 浮かびしや
あの笑顔 屈託ない
スッと入りくる あの笑顔
学び舎あとに 幾十年
酔うて酔うて 思い出す
一度会いたし 思えども
クラス会にも 現れず
何処で何をして いるのやら
酔うて酔うて 想いしに
突如の悲報 驚きぬ
酔うて酔うて 祈りしや
安らかに 安らかにと
そのうち我も 会いに行く
その時 久しく 会いたしぞ
酔うて酔うて 偲びいる
酔うて酔うて 問うてみる
人生とは 人の一生とは
如何して此処に 今此処に
何の為に 生きている
生きるために 働くのか
生きるために 動くのか
酔うて酔うて 自問せり
人は働き 生きていく
何の為に 生きるのか
生きるとは 何なりや
功成り名遂げて 何なりや
終わりても 残りて何なりや
所詮蠢く 生き物ぞ
地球に蠢く 生き物ぞ
酔うて酔うて 虚しきや
小さな地球で 蠢きし
我意を張り合う 虫の如
酔うて酔うて 虚しきや
今宵も虚しく 過ぎて行く
