グラス傾け 聞いている
虫の音 静かに聴いている
秋の合唱 時には高く
時には静かに 耳澄ます
酔うて酔うて 聞いている
秋は静かに 深まりて
飲み干すグラスに 哀愁が
遠き過去が 蘇える
過ぎし青春 懐かしむ
切なき思いも 蘇える
酔うて酔うて 蘇える
昨日のように 浮かびしや
淡き思いも 辛き思いも
今となりては 過去のもの
何故か切なく 蘇える
秋の夜の か細けき虫の音に
切なさ募りて 過ぎていく
酔うて酔うて 今宵又
過ぎていく 過ぎていく
酔うて酔うて 今宵また
悩み悩み 過ぎてゆく
節制節制て 行くべきか
残り短き人生 数え見て
悩み悩みて 更けてゆく
酔うて酔うて 過ぎてゆく
残りの人生 楽しむか
残りの人生 律すべきか
迷い迷いて 過ぎてゆく
グラス重ねて 更けてゆく
己の人生 何なりと
悔いて悔いて 過ぎてゆく
今更何を せよと言うのか
明日さへ判らぬ 今をば
何の先の 見えぬ今
今更何を せよと言うのか
何の展望 見えぬのに
夢も希望も 無理なりや
酔うて酔うて 身を任す
為りゆくままに 身を任す
スペイン旅行
酔うて酔うて 明るきや
日本の工場 満ち溢る
未来の工場 あちこちに
魚養殖 工場で
野菜栽培 工場で
完全養殖 魚をば
野菜栽培 バイオで・・・と
酔うて酔うて 見つめてる
未来の日本 明るきや
まだまだ先は 長いけど
日進月歩の 技術有り
農産物も 自給へと
出来ぬことは 無いはずと
日本の叡智 かき集め
農業工場 立ち上げよ
酔うて酔うて 膨らむや
何もかもをも 工業化
魚養殖 工場で
野菜栽培 工場で
世界が驚く 生産を
酔うて酔うて 思うてる
自然任せを 放棄して
人の叡智で 生産を
独立独歩の 精神で
自立日本 作りたし
酔うて酔うて 夢見てる
叶わぬ夢と 思いつつ
酔うて酔うて 嬉しきや
エネルギー不足の 日本に
仄かな明り 灯る如
メタンハイグレード 記事見るや
駄目かと思いし 産出に
再び挑む 技術陣
如何な困難 有ろうとも
酔うて酔うて 願いしぞ
日本の盛衰 エネルギーに
メタンハイグレードと バイオにと
自然エネルギーも 頼むぞや
バイオと言えば 藻も有りや
酔うて酔うて 思いしに
藻からの燃料 有望と
こちらも研究 進んでる
実証実験 進んでる
エネルギー不足の 日本に
明るい話題も 見え隠れ
酔うて酔うて 願いしや
エネルギー自立 出来るをば
酔えば酔うほど 切なさ募ります
愛しい妻よ！
女々しいと 思いながらも 募ってます
本当に愛しいんです 好きなんです
どうしようもなく 愛しいんです
思えば思うほど 愛しいんです
とてもとても 太刀打ち出来ないんです
君の聡明さには・・・
愛しい君の面影 グラスに浮かべ
夜は更けて ゆきます
意識朦朧となりながら 更けてゆきます
愛しい君の面影 偲びながら
酔うている 酔うている
資源の無い国 日本にも
一筋の光 見えて来る
深い深い 海の中
暗き深海 眠ってる
メタンハイグレード 眠ってる
採りだしてくれと 言っている
酔うて酔うて 聞こえるや
メタンハイグレードの 寝言かや
日進月歩の 技術有り
今暫しの 時間待て
必ず起しに 行くからと
始まるや 始まるや
メタンハイグレード 採掘が
結果楽しみ 待っている
酔うて酔うて 浮かべしや
ガスの噴出 始まるを
日本のガスが 吹き上がる
酔うて酔うて 夢見てる
酔うて酔うて 心配ぞ
中国経済 何処へ行く
株価急落 やはり来た
思うていた事 現実に
矢張り矢張りと 思いつつ
酔うて酔うて 心配ぞ
中国失墜 世界にも
巡り巡りて やって来る
日本も安心 して居れぬ
なりふり構わぬ 中国は
自由経済 無視しての
元安政策 強硬に
酔うて酔うて 心配ぞ
中国経済 崩壊で
忍び寄る 忍び寄る
世界恐慌 ひたひたと
酔うて酔うて 身ぶるいぞ
ガタガタと 音を立て
中国経済 崩れゆく
酔うて酔うて 心配ぞ
またまた忘れてる 換金を
当たらぬクジの 宝くじ
酔うて酔うて 悔しきぞ
せっせ せっせと 買い走る
当たるはカスの 300円
連番買えば 誰でも当たる
カスの当選 当たりしに
酔うて酔うて 悔しきぞ
気付けば過ぎてる 交換期日
ああ悔しきぞ 悔しきぞ
当たらぬクジに 夢乗せて
次は次はと 買い求め
儚き夢と 消えていく
残るは末等 当たりクジ
なのになのに 忘れてた
一枚ならず 何枚も
酔うて酔うて 悔しきぞ
夢よ夢よと 夢を見て
次も買うぞと 夢を見て
次も買うぞと 夢見てる
次は高額 当選を
酔うて酔うて 思うてる
