酔うてます 酔うてます
思い出して 酔うてます
イタリア旅行 思い出し
今宵も余韻に 浸っています
初めて行きし ヨーロッパ
歴史の国 歴史の街
何処も彼処も 人だらけ
良くも良くもと 驚きぞ
何処から人の 集まるや
ローマ ナポリ ベネチアと
世界遺産に 囲まれて
酔うて酔うて 驚きぞ
あちら見て こちらを見ても
中世ばかりが 目に付きし
酔うて酔うて 入り込みし
タイムスリップ トンネルに
気が付き見れば 古代なり
古代ローマに 踏み入りし
酔うて酔うて いつの間に
旧きローマに 辿り着く
旧きベローナ フィレンツエに
どの街 どの都市 賑わえり
風光明媚 ナポリをば
見ては 何の未練なし
酔うて酔うて あの世への
手土産出来たと 喜びし
酔うて酔うて 過ぎて行く
古代イタリア 堪能し
今宵も今宵も 更けていく
酔うて酔うて 酔うてます
楽しみ浮かべて 酔うてます
次の旅先 調べては
酔うて酔うて 楽しみや
初めて向かう その先の
能登の荒波 思いては
酔うて酔うて 楽しみぞ
奥能登先は 日本海
如何な奇岩絶壁 待ち受けし
酔うて描いて 楽しみぞ
初の能登は 如何なとこ
思い描いて 過ぎて行く
酔うて酔うて 更けていく
今宵も今宵も 更けていく
楽しみ描いて 過ぎて行く
未だ見ぬ世界 多きこと
井の中の蛙 飛び出せば
見る物聞くもの 新鮮なり
酔うて酔うて 楽しみぞ
酔うて酔うて 待ちどおし
酔うている 酔うている
しとしと 酔うている
心も しとどに 酔うている
酔うて酔うて 濡れている
静かに静かに 音も無く
グラス片手に 酔うている
木々の緑も 鮮やかに
何故か緑が 空しきや
揺らしてる 揺らしてる
心の平穏 乱すよう
微かに微かに 揺らしてる
緑色づく 木の葉をば
しとしと小雨が 揺らしてる
酔うて酔うて 心をも
微かに微かに 揺らしてる
静かな静かな 午後のひと時
今宵も 酔うている酔うている
グラス片手に クッキーを
自分で焼いた クッキーで
チビリチビリと 傾ける
初めて焼いた クッキーで
グラス傾け 呑んでいる
次は何のクッキー 焼こうかと
クッキー作りに 目覚めるや
作りてみれば 簡単ぞ
思いのほかに 手軽ぞえ
酔うて酔うて 思うてる
次はクッキー パンケーキ
パンも挑戦 してみるか
作る楽しさ 湧いて来る
酔うて酔うて 楽しみや
グラス片手に 今宵又
クッキー摘まんで 飲んでいる
更け行く夜を 楽しみつ
酔うて酔うて 夢見るや
香港株式 暴落を
気にもせぬ 香港が
香港株式 沸騰を
あれよあれよと 気になりし
気付けば一気に 暴騰ぞ
酔うて酔うて 思い出す
日本のバブル あの時代
香港経済 似たるかな
株価どんどん 跳ね上がる
正にバブル そのものぞ
酔うて酔うて 恐ろしや
バブル破裂 いつ起こる
破裂の爆風 飛び来るぞ
偏西風に 乗りて来る
ああ恐ろしや 恐ろしや
酔うて酔うて ぞっとする
今日も又 過ぎ去りし
怠惰な一日 過ぎ去るや
酔うて酔うて 反省ぞ
何するでもなく 暇もてあまし
怠惰な一日 過ぎゆきし
酔うて酔うて 空しきぞ
起きて寝て また起きて
怠惰な日々の 毎日ぞ
生きる資格 生きてる意味
問うて悩んで 過ぎて行く
燃え尽き 症候群
我を包みし この余生
生きる資格 有りや無し
酔うて酔うて 過ぎて行く
怠惰な日々が 過ぎて行く
生きるとは 人間とは
答え出ぬまま 生きている
人間社会 馴染めずに
孤独の世界に 閉じこもり
酔うて酔うて 過ぎ行くや
ひそりひそり 息をしつつ
酔うて酔うて 見とれてる
美しい風景 山と水
思わずパソコン 叩いてる
ツアーの旅先 探してる
絶対行かない 決めていた
酔うて酔うて 決めていた
中国 韓国 気に入らぬ
旅行なんぞで 行かぬぞと
なのになのに 申し込む
未だ見ぬ風景 美しさ
思わず我を 虜にす
酔うて酔うて 虜になる
政治がらみの 嫌中も
美し地球の その魅力
日頃の嫌悪 忘れ去す
今から楽しみ 中国旅行
酔うて酔うて 待ち遠し
あれやこれやと 描きしや
未だ見ぬ景色 浮かべては
