酔うてます
今宵も酔うてます
酔いに任せて 冷やしてます
心の火照りを 冷やさんと
突然 クスリと冷えてます
慌てて エアコン切ってます
熱き心 冷えるのを
恐れ恐れて 切りました
節電節電と 言われてる
ついつい忘れて
酔うてます
今宵も酔うてます
酔いに任せて 冷やしてます
心の火照りを 冷やさんと
突然 クスリと冷えてます
慌てて エアコン切ってます
熱き心 冷えるのを
恐れ恐れて 切りました
節電節電と 言われてる
ついつい忘れて
酔うて酔うて 問うてみる
長生きしたきかと この世に
何の長生き 価値あるや
酔うて酔うて 問うてみる
孤独の身に 何の楽しみ有るや
楽しみ有らば 執着もせしが
酔うて酔うて 問うてみる
今更何の 楽しみ有るやと
日々の時さヘ 持て余す身に
酔うて酔うて 問うてみる
生への執着 今更なし
旅する楽しみ 有りと言えど
所詮暇つぶしの 一環なり
酔うて酔うて 問うてみる
どんな美辞麗句 並べても
すべては週末 迎える身の
得手勝手な 思い込みか
酔うて酔うて 更けゆく
酔うて酔うて 問うてみる
長生きしたきかと この世に
何の長生き 価値あるや
酔うて酔うて 問うてみる
孤独の身に 何の楽しみ有るや
楽しみあらば 執着もせしが
酔うて酔うて 問うてみる
今更何の 楽しみ有るやと
日々の時さヘ 持て余す身に
酔うて酔うて 問うてみる
背への執着 今更なし
旅する楽しみ 有りと言えど
所詮暇つぶしの 一環なり
酔うて酔うて 問うてみる
どんな美辞麗句 並べても
すべては終末 迎える身の
得手勝手な 思い込みか
酔うて酔うて 更けてゆく
酔うて酔うて 感じるや
秋の涼しさ 爽やかさ
さしもの猛暑も 退散か
酔うて酔うて 気持ちよか
今年の夏は 暑かりし
秋は来ぬかと 憂えしも
今となりては 危惧なりし
酔うて酔うて 涼しきや
今にも虫の音 聞こえくるかも
さすがに夜は 肌寒し
夏のパジャマ 今になり
酔うて酔うて 感じるや
秋の涼しさ ひんやりと
季節の変化 濃厚に
やがて虫の音 賑やかに
秋の来ぬ 夏は無し
幾ら暑くも ピーク有り
酔うて酔うて 感じるや
さすがに夜は 長袖ぞ
半袖パジャマに 寒さくる
酔うて酔うて 実感ぞ
腹立たし 腹立たし
酔うて酔うて 腹立たし
危ない危険と 言われしに
出かける輩 愚かなり
猛烈寒波 襲い来る
なのになのに 無視するや
そんな輩に 腹立たし
酔うて酔うて 腹立たし
どれだけ周りに 人々に
迷惑かけし 愚かなり
大の大人の する事か
泣いて悔やんで 遅すぎる
酔うて酔うて 腹立たし
何と世の中 馬鹿な奴
人の忠告 無視するや
そんな奴らの 救助など
必要なしと 言いたきや
酔うて酔うて 言いたきや
馬鹿につける 薬は無しと
酔うて酔うて 腹立たし
酔うて酔うて 驚きぞ
酔うて酔うて 恐ろしや
認知症に 怯えてる
今 思いし事も 忘れてる
言うた側から 忘れてる
酔うて酔うて 現実が
思うただけでも 恐ろしや
あれ忘れ これ忘れて
行たり来たりと 恐れてる
酔うて酔うて わが身にも
我は我はと 思いしや
独り身生活 過ごしてる
誰に迷惑 かけずとも
己一人の 事なれど
いつしか放浪 旅に出る
酔うて酔うて 思いては
ぞっと己に 怯えてる
身元不明の 老人に
なりて放浪 歩いてる
酔うて酔うて 浮かびしや
静かに静かに 過ぎてゆきます
秋の夜長が 更けてゆきます
グラス傾けながら 過ぎて行きます
静かに静かに 秋の夜長が
虫の音さへ 遮断して
静かに静かに 過ぎてゆきます
窓と言う窓を 締め切って
静寂の中に 身を浸す
静かに静かに 秋の夜を
酔うて酔うて 過ごしてます
至福の時に 抱かれながら
今宵も静かに 更けて行きます
今日も酔うて 一日が過ぎる
言う事効かぬ身体に 鞭打ちて
あちこち 痛む身体
物忘れ ひどき身を 引き摺りて
今日も 過ぎていく
ひとり静かに 秋の夜
侘しさだけが わが身包みて
今宵も 更けていく
秋の虫の音さへ 聞こえはしない
閉め切る部屋には・・・
深まりゆく 秋の帳に身を任せ
重ねるグラスに 身を委ねる
過ぎし日の 幻と共に
今日も 過ぎてゆく