5%ルールは、かつて“先が読める人材”“優秀な人材”というテーマで研究されたものと記憶するが、色々な場面で利用されている。研究開発の人材は、大学で最先端の技術を学んだ人と言うことではない。教科書に書かれていない10年先、20年先、30年先の技術を予測出来る人の事である。
30年前(パソコンをブラウン管から液晶にする検討をEIAJやISOで規格検討していた頃)タブレット端末からオーダーするシステム(レストランのオーダーシステム)をC社で企画提案したが却下された事を思い出す。現在は、あちこちのレストランで利用されている。(特許は出さなかったが、出していても25年以上経つので特許は切れている)
30年前、通産省(現経済産業省)から30年後の技術予測書を(工業会も協力して)発行されたが100アイテムに対して、実現したのは30アイテム程度だったと記憶する。特に残念なのは、衛星発電システムである。衛星で太陽光発電し地球にマイクロ波によるパワー伝送するシステムです。太陽光発電の実用化が始まった頃でもあり期待も高かったが、技術的にはかなり無理が有ったと記憶する。是非、令和の時代に実現してもらいたい。(衛星破壊戦争に使われると困る!)
当然私の様に10年先しか発想出来ない技術者(経営者)も10年毎に研究テーマを見直し、対応すれば問題無いと思います。そして運が良ければ、大ヒット商品になったり、ノーベル賞ものになるかもしれません。さて、5%ルールで次のテーマを検討してみました。
ー以上ですー