横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society)

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横浜黒船研究会第161回定例研究発表会 『「明王朝永楽帝・鄭和の遠征」と「中国の一帯一路政策」』藤田雅弘氏

2018-06-10 11:25:02 | 終了した講演会

おかげさまで講演は無事終了いたしました。

講演の動画録画を含め、関係資料を取りまとめおきましたので

下記 関係資料をクリックしますとアクセスしていただければ思います。

ダウンロードも可能です。

クリック:関係資料

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案内状:

平成30年5月22日

会員各位

第161回定例研究発表会 開催のお知らせ

日 時:平成30年6月10日(第二日曜日) 14;00~17:00 (13:30入場可)

 場 所:横浜市開港記念会館 2階 6号室

住所 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地
電話 045-201-0708

参加費:500円

研究発表会

14:00~14:05  開会のごあいさつ

14:05~16:00  発表者 藤田雅弘氏 当会会員 

講演題目:  題名:『「明王朝永楽帝・鄭和の遠征」と「中国の一帯一路政策」』

明の永楽帝は「絶対君主専制政治」の基「海禁令」を敷き、宦官「鄭和」に命じて南シナ海・インド洋・アフリカに7回遠征させ各地の王国を「冊封」し「朝貢貿易」を行いました、従った王国は30数ヵ国に及ぶようです!この方法は現代中国の習近平主席専制政治体制と「一帯一路政策」の基本となっています。明朝永楽帝の時代は、日本では室町幕府 足利義満時代で、足利義満は明の永楽帝に皇帝即位祝賀使節団を送り、永楽帝より「日本国王称号」と「冊封」を受け「朝貢貿易・勘合符貿易」を行い大いに収益を上げました。【又永楽帝は足利義満に対し「倭寇退治」を要請し足利義満は九州一円に「令」をだし「倭寇」が多少減少し永楽帝をお大いに喜ばせた由。】現在の中国の「一帯一路政策」は、正に明朝永楽帝と同じ方法を踏襲しており、すでに陸路では西安より天山南路・北路の鉄道路線でカザフスタンまで行き、カザフスタンで鉄道幅の違いで貨車を乗り換え、ポーランド⇔ドイツ⇔パリ⇔英国ロンドンのテスト輸送が始まっています。【しかし、ポーランド・ドイツで問題が発生しているとか】一方海路はASEAN諸国の反対・インドの反対・米国の反対でうまく推進していません!今後どのようになっていくのか「一帯一路政策」現状を分析し、会員の皆様と議論したいと思っています。

 

16:00~16:10  休憩

16:10~16:45 質疑応答

16:45~17:00 机と椅子の現状復帰

                                                                                               以上

ご連絡:次回第162回定例会は7月8日(第二日曜日)

於 横浜市開港記念会館2階9号室 講演者 当会会員 日景 洋一氏

題目: 三浦按針(ウイリアム アダムス)の足跡