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なんかねえ、アメリカだと思ってたでしょ?
横浜と一番、縁が深いのは。
ペリーが上陸して日米和親条約を結んだのは横浜だし、、
終戦後は米軍の接収面積が全国一だったし。
でもほんとはイギリスだったのですね。
今号を読むと、それがよ~くわかります。
ますは横浜市のシンボルフラワーであるバラ。
日本にもあったのですよ、バラは。
でも、花の女王と賞賛されるような
華やかなバラは、横浜開港後、イギリス人の
プラント・ハンターがもたらしたものなのです。
日本大通りを設計したブラントン、
ポンチ絵で幕末・明治の日本を世界に紹介した
画家のチャールズ・ワーグマン、
日本における近代水道の父、ヘンリー・パーマー、
鉄道建設を指導したエドモンド・モレルなど、
横浜を通じて日本に西洋技術・文化を伝えたイギリス人は
枚挙に暇がありません。
競馬だってイギリスから。
根岸競馬場は日本初の洋式競馬場でした。
保土ヶ谷には英連邦墓地もありますしね。
かのダイアナ妃もここを訪れました。
まだまだいろいろあります。
日本を変えたイギリスの技術や文化。
みんな横浜を通っていきました。
「おお、そうだったのか!」の発見を
この一冊で楽しみましょう。
私の連載「横浜の底力」は「花と緑と助け合い」。
旭区の白根第九自治会の素晴らしい取り組みを
取材しました。
道路脇、住宅の垣根、学校の擁壁など、地区の
あらゆるところに花を植え、緑を増やすことで
住民たちは世代を超えたコミュニティーを築いていきました。
自治会のテーマソングは、ベートーベンの第九「歓喜の歌」!
奇跡のような連帯はいかにして作られたのか。
しかも、地域デビューが難しいといわれるシニア男性達が
この活動の中心になっているのはなぜか。
私も取材して、「ここに住みたい!」と心から思いました。
どうかご一読を!