冬桃ブログ

やっぱり海が好き!

 ゴールデン・ウィークだからシー・リゾートへ
……というわけではなく、仕事の取材。
 
 おとといは城ヶ島の水産技術センターへ。

 キャベツを食べて育つウニ。
 三浦の地場産業になるかも。



 今日は朝八時に、「海をつくる会」の
坂本昭夫さんにピックアップしていただき
横浜に残る唯一の自然海岸である野島海岸へ。

 坂本さんをはじめ、海が大好きなボランティア達によって
月に一回、野島海岸で引き網が行われている。
 アマモという海草を植えたことによって、
ここの生物層がどう変わったかを調査しているのだ。
 私もかつて、この活動に加わっていた。
 そして、坂本さん達と一緒にこの絵本をつくった。



 野島の青少年センター裏に集合したボランティア達は
ウェットスーツや胴長に着替え、いざ出発。
  


 まずは内海で引き網。



 次いで野島海岸へ移動。
 まあしかし、バーベキューや潮干狩りの人々で
ものすごいラッシュ。



 そこを掻き分けて、沖へと進む一行。
 向こうは八景島。



 クサフグやハゼをはじめ、さまざまな
海の生き物を持ち帰ったあとは、集合場所である
青少年センター裏でお昼。
 鹿児島から空輸された獲れたてのカツオを
メンバーの一人が、たたき、刺身、血合い、汁物、
などに調理してくれた。
 御飯はタケノコ飯。
 食べ終えてから、「あ、写真、撮り忘れた!」
 と、叫ぶ私。
 そばにいた人が笑って言った。
「ものすごい勢いで食べてたもんねえ、山崎さん」
 だって、ものすごくおいしかったんだもの!

 午後は野島海岸の清掃。
 各自、ゴミ袋を持って、砂浜のゴミを拾って歩く。
 割れたガラス瓶のかけらが多い。
 シーグラスのように丸くなっていない。
 とても危ないのに、子どもを素足で
遊ばせている親が多い。
 見るだに怖くて「靴を履いてね」
と、思わず子どもに声をかけてしまう。

 この頭蓋骨は「海鵜」だろうか。



 ゴミは、ただ集めるだけではない。
 10袋くらいになったそれを、
また、全部出す。
 そしてビニール、ライター、瓶など
分類分けし、なにが幾つあったか数えて記録する。
 調査を兼ねているのだ。

 袋から出したゴミ。



 いやはや、たいへんな作業である。
 おまけに、天気は良かったが強風。
 顔も髪の中も砂でざらざら。
 
 帰宅したらまずマッサージの予約。
 そして風呂で全身の砂を洗い流す。
 足腰は痛むしだるいしで、
普段動かない分、疲労困憊。
 でも久しぶりに、海を身近に感じることができた。
 なにはなくとも、これだけで幸せなG・W。


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